伊集院光、『ラストアイドル』の審査評価の男女差を指摘…「涙が出ることに対して男の方が寛大、女性は厳しい」

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伊集院光、『ラストアイドル』の審査評価の男女差を指摘…「涙が出ることに対して男の方が寛大、女性は厳しい」ラジオ芸人の小ネタトーク10月9日放送TBSラジオ『JUNK伊集院光深夜の馬鹿力』より。

伊集院光がMCを務めるオーディション番組『ラストアイドル』の話題に触れ、審査員の評価に男性と女性の違いがある事を指摘。女性は涙を見せる娘には厳しく、男性が未完成の娘に可能性を求める事に対し、完成された美人に行きがちだと語った。

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伊集院光

秋元康が考えたとこの基軸としては、審査員はその場に4人ぐらいいるんですけども、中の一人が指名されてその一人の人がどっちの勝ちかを決めるルールがあって、これが残酷なのは判定を下される方のアイドルもそれはそれで大変でしょうけど。

審査員の方の「大槻ケンヂ!吉田豪!電撃ネットワークのギュウゾウ!林真理子!」とかそういう人達が指名されて「勝ったのはこっちです」って言うじゃない。負けた方は号泣ですよ。あとネットも炎上ですよ。ネットだって思い入れあって見てくれてる人だから「俺はあの娘が勝ったと思うぞ」っていうのがあるんで、ただでさえ凄い責任が重いところじゃんか。しかも観客席にその人のご家族とか見に来てるからね。

その前で言う役、スゲー嫌じゃん。なのに番組の最後に、他の選ばれたかった3人の審査員はどっちを支持してたかが出るわけ。そうするとたまたま一人だけが「挑戦者勝ち」っていうのは一人だけで、「元々いたメンバーが勝ち」が残り3人とかいうケースが出て来るわけ。そうすると火に油を注ぐような事になるから。

何度も言いますけど、最初のオファー、僕審査員だったんで、審査員じゃなくて良かったMCでっていつも思うのよ(笑)本当に何も聞かされてないから。みんな言うのよ「あんなのブックだブックだ、台本だ」って言うけど、何にも聞かされてないから。

本当に僅差の勝負の時の(審査員の)「俺に当たるなよ」っていう空気凄く来てるし、俺未だに秋元康のお戯れで「代表ジャッジは天の声から発表してください」って言ったら…「代表ジャッジ!MC伊集院光!」って言われるんじゃないかって思うくらいの(笑)嫌だから、スゲー嫌だから。…感じでいつも臨んでんだけど。

僕が見る限り、男が選ぶアイドルと女が選ぶアイドルは全然違う。まったく違う。そんな自分の一生のかかってる事だからさ、みんな緊張もするし震えちゃうしさ。泣き出しもするわけよ。勝っても負けても。もっと言えば指名された時点で泣き出しそうなわけ。みんな。

俺が今まで思う傾向に多いのは、女性審査員は涙が溢れちゃう娘に対して厳しいと思う。男は、そうは言っても堪えきれず…男だってこれみよがしにワンワン泣く娘が好きじゃないよ。頑張っているにも関わらず涙腺が崩壊しちゃう感じの、結果涙が出ることに対して男の方が寛大で、ヘタしたらその瞬間ちょっと好きになっちゃうみたいな感じがするんだけど。

男は逆に「泣かないって事は大丈夫なんじゃないか」って思いすぎなところがあると思うんだけど、女の審査員はそれでもにじみ出ている緊張とかビビリに対して評価をしてるというか、ほんの紙一重の差なんだけど、そこ全然違うんじゃねーかって。

あと、アイドル好きの中にも色んなパターンがあると思うんだけど、俺は伸びしろ含めて好きみたい。発展途上国の段階を含めて見たいから、今現在超美人さんで踊りも歌も上手いっていう事だけに、あんまりアイドルに期待してなくて、なんか「伸びるな」みたいな事とか、スゲー完成されちゃってて、ここから伸びしろ感じられないという娘よりは、そこにワクワクするけど、女の方はあんまりそこじゃないんだな。「もうこの娘美人」っていうところを行きがちって思うんだよね。

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