9月21日放送TBSラジオ『JUNKおぎやはぎのメガネびいき』より。
安室奈美恵の引退宣言を受け、矢作兼がキングカズやイチローを例に出し、ボロボロになるまで続ける事に言及。昔は考えられなかったが、今はそれがカッコよく感じると語った。
矢作兼:まだ動けるうちに、惜しまれつつ引退と最後までやる人といて。俺は昔は「まだ出来るのに」と思われて辞めるのがカッコイイと思ってたんだよ。
小木博明:はいはい。
矢作兼:でも俺、カズとイチロー見てから、イチローが当時2割台とか代打要員なんて見たくないと。あんな凄いやつが。
小木博明:うん。当時思ってた。
矢作兼:だから、まだいい時にスパッと。イチローとか完璧主義っぽいしさ。ストイックだし、辞めるのかなぁって思ってたけど、カズとかイチローとか今、言ったら当時の一番凄さは無いじゃん。
小木博明:うん。
矢作兼:でも超カッコイイじゃん。
小木博明:カッコイイね。
矢作兼:結局、辞めないの…何なんだろうね。
小木博明:若手からもリスペクトされて、レジェント的な存在で。
矢作兼:俺、10年前にイチローのあの姿を想像したら嫌だもん。
小木博明:嫌だったよね。
矢作兼:でも今、全然嫌じゃないじゃん。何なんだろうな。俺達が年取ったから?
小木博明:それもあんのかな。年取ってんのかな。
矢作兼:寧ろカッコイイんだけど。
小木博明:そうね。よくイチローのニュースとか見ると向こうのメジャーの相手方の監督も凄い褒めてたりして、凄い嬉しいもんね。
矢作兼:そう。
小木博明:やっぱプロ意識みたいな。やっぱイチローってメジャーでも凄いらしいから。
矢作兼:だから安室ちゃんはまだ動けるじゃない。きっと。俺達の目からすると。
小木博明:うん。バンバンいけますよ。
矢作兼:本人の中では自分にしか分からない衰えとかあるのかも分からないけど、あとやりきった感とか。
小木博明:サッカーで言う中田ヒデタイプだね。
矢作兼:そうだね。それはそれでカッコイイしな。