伊集院光が明かす、秋元康の残酷なアイドル審査…「指原みたいなエッジの効いたアイドル選出方法」

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伊集院光が明かす、秋元康の残酷なアイドル審査…「指原みたいなエッジの効いたアイドル選出方法」ラジオ芸人の小ネタトーク8月7日放送TBSラジオ「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。

伊集院光が、秋元康プロデュースのアイドルオーディション番組の司会に決定し、その残酷な内容の審査方法に驚いた事を明かした。

 

伊集院光:

なんか急に新しい仕事いうか、新しい番組を始めて、『ラストアイドル』っていうアイドルオーディション番組みたいなのを司会を始めて。

そもそもひと月ぐらい前かな…珍しく「何でも来た仕事をやろう!」っていう。たまに自分が調子がいい時に言う「自分が避けてたものとか苦手なものとか嫌いなものの中にしか新しい発見は無いんじゃねーか」みたいなモードの時に、事務所のマネージャー及び、そのマネージャーの上の人の方から、「秋元康氏が新しいアイドルグループをプロデュースします」と。「敷いては番組を立ち上げて、そこでオーディションをやります」と。「その番組のオファーが来てますけどやりますか?」って言われて。

僕はこの番組をずーっと聴いてらっしゃる方は分かると思いますけど、「秋元康のプロデュースしたアーティストといえば?」…「湯川専務」っていう(構成作家笑)「秋元康が今迄一番成功させたプロデュースプロジェクトは何?」って言うと「ドリームキャスト!」って必ず言いますから(笑)って感じの私ですけども、後「高井麻巳子を取りやがって」ってずっと思ってますから(笑)

それを「やった方がいいと思う?」って言ったら、「やった方がいいんじゃないですか」って言うから「やる」ってなって。その『ラストアイドル』っていうのの司会を引き受けて「こんな感じなんだ」っていう。

システムは「秋元康たろうものが新しくアイドルユニットを立ち上げます」と。「しいてはまずオーディションをやります」と。エントリーする人はプロ・アマ問わず、更にはちょっとおもしろいな思ったのは、「兼務とかもありです」って。

「今、ご当地アイドルとかをやってる娘が、それをやりつつこっちのユニットに参加する事もこっち的にはウエルカムです」みたいな応募要項の中、2週間ぐらいの短い間のエントリー受付があって、そこに5000人来たって言ってた。

それも別にその辺の有象無象じゃない、条件があるって事はすでに何かしらのレッスンを受けてたり、何かしらのアイドルグループを経験したりとか、そういう人たちが5000人ぐらい来るっていって。

そこでまず7人の基本のアイドルユニットを組みました。この娘達が振り付けやったりとか、レコーディングやったりとか…ここで番組が始まる。オーディション番組なのに、いきなりこの7人は決まった段階で始まって、新ルールは新たに挑戦者が毎回来て、その挑戦者は7人の中から「お前!」っていう…「お前、豚みてーな顔してんな」って(笑)…「いや司会は指名できないんです…俺かい!」っていう(構成作家笑)7人の中から「あなたの席を奪い取る」みたいなのがあって、挑戦者と指名された人が歌うなりして、それが結局審査でどんどん入れ替わっていって、12月ぐらいに1ユニット完成してCDデビューしますよって。

最初、躁鬱が激しいから躁状態時に「分かった!やるよ」って「司会ね」って話になったわけ。その中で僕の中の怖いもの見たさ、興味みたいなのがあるんで、「こういうものがどういう風に出来上がっていくの?」みたいな…見たいっていうのがあったから、だったら審査員の一人ぐらいで関われば良かったかなって…もしくはメガネをかける事で影武者。秋元康の影武者みたいな(笑)秋元康の影武者のタイムマシーン3号の影武者みたいな(構成作家笑)位置でいいかなって思ったんだけど。

色々企画が進んでいって蓋開けてみたら、4人ぐらい審査員がいるわけ。今日のチャレンジする人と、チャレンジされる急に指名された…これもさ、その場で誰が指名されるか分かんないっていう。俺司会だから、ちゃんとしたガチ台本だから…その場で自分が指名されるかどうか、その場で言われるっていうシステムなわけ。

1対1のタイマン対決になって、その収録なんかほんの一週間前に5000人の中から7人選ばれて、しかも秋元康のプロデュースのアイドルユニットに入ったんだっていうのは相当な事だよね。アイドルちゃん目指している地下アイドルみたいな人いるわけじゃんか。

それでやっと日の目を見て秋元康の元で7人組に入れたっていって、1週間後に負ける可能性あるって凄くない?親とかに言うよね。絶対親とかに言うよね。「私選ばれた。5000人の中から選ばれた」って言うよね。

それがほんの1週間で、シュンってなっちゃう可能性あるよね。指名されて「お前!」って言われて。これは俺は見どころだと思ってるのは指名する側も誰指名するか考えるじゃない。恐らく。「うわー、あそこの装甲が弱い」ってとこ絶対来るよね(構成作家笑)

それを審査員がどっちかって決めるんだけど、俺はその審査員の一人ぐらいで「どーすかね?どーすかね?」って言ってるところが気が楽かなって思ったら、色々企画が進んでいくうちに、秋元康曰く「4人の審査員の合議制で勝ち負けを決めるとエッジの効いたやつが出てこない」と。

本人が言ってたのは、合議制でみんなが4点を…5点マン点中4点を付けるような娘になるじゃん。合議制って。異議なしの娘を選ぶと秋元康曰く「指原莉乃みたいなエッジの効いたやつを見逃すことになる」と言うの。

だから、何週間ぐらい前かな、企画が固まったのは、俺が「うわ」と思ったのは、審査員もその場でガチで「決めるのお前」って言われて、ひとりが決めるっていう…(笑)

良かった!司会で良かった!(笑)ホントもう無理だ(笑)だってもうそんなだよ。だからその場で7人の中で誰かが指名されるし、その場で審査員の人も指名されるという、なんかスゲー事になってんなぁっていう。

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