7月6日放送、ニッポン放送『岡村隆史のオールナイトニッポン』より。
松居一代のYouTubeでの暴露を受け、岡村隆史が自身の経験から、松居は冷静な判断が出来なくなっていると指摘。更に芸能界だけでなく、これからは一般人もYouTubeで揉め事を投稿する『嫁チューブ』が増えると予想した。
岡村隆史：
芸能界の方も大変でございまして、松居一代のYouTubeの一件ですけども、船越さんとはゴチとかでもずっとお仕事してましたから、中々こういう夫婦の事なんかをお話する事無かったもんですから全然分からないんですけども、ちょっと僕なんかから見ると、やっぱり松居さんの方が多分心身ともに疲れている…僕、このラジオで何度も言うてきましたけど、そういう状態だと本当に冷静な判断が出来なくなるですよ、人間って。
だから今YouTubeに上げてはるのとか見ても、ちょっと何やろ…「どうなの？」っていうところが皆さんあると思いますけども。多分冷静になれてないのかなぁっていう気がしますけど。
でもこれ、僕ちょっと前にねICレコーダーの時代が来るって言ったんですけど、先週か。先週言うたんでしたっけ。もう何かあったらそういう風に、「パワハラみたいなんがあったら録られるぞ、暴言あったら録られてそういうのが流れる時代が来るぞ」って言うてたんですけども、一週間で状況が変わるというか、元々YouTubeに色んな投稿をするってありましたけど、言うたら嫁チューブですよね。
夫婦の話って言うてみたら、夫婦内で解決するお話でしたけど、こうやってYouTubeに上げて「皆さん聞いてください」って言う時代が来てしまうんですよ。
これは芸能界だけじゃなくて、今後、普通に夫婦で何かあったら、「YouTube載せたれ」みたいな。一般人やったらですよ、文春に「お願いします」みたいな事は出来ないじゃないですか。「載せてください」って言うても文春さんは「いやいや一般の方が」ってなるじゃないですか。
ところが、こういう事があったりしたら、普通に一般人が「どうする事もでけへん。腹立つ」と、愛が憎しみに変わるでしょ。だからそうなった時にYouTubeにドーンって、一般の方がYouTubeに載せてしまう時代…嫁チューブっていうのが今後流行り出すというか、やる人が出て来ると思うんですよ。
だからこの先の事考えたら、船越さんも松居さんも大変ですよ。今迄こんなん無かったというか、いかにこの「泥沼や泥沼や」言うても夫婦の事ですから、そこは分からないみたいな事やったじゃないですか。性格の不一致や価値観の違いや言いながらみんな煙に巻いてきたわけじゃないですか。ところがホンマか嘘かは分からんけど（笑）「バイアグラがどうや」とか「凄いサスペンス以上のが出てきました。ノートが出てきました」とか言うて…そんなんなんですよ。
だから時代はドンドン変化して、この間は声だけやったと思ったら、暴言の声だけやったと思ったら、今度はこうやって…どっちも芸能の方ですから、業界の方ですからそういうのがあるんですけども、松居さんの場合はテレビではなくてYouTubeに投稿しはったという事やから、もうこれはなんとかお二人の事ですから、外野がなんやいうのはおかしいなと思いますから、これぐらいにしときますけど。松居さんも人生のマツイ棒を使って綺麗になったらいいなと思います。