伊集院光、宮里藍の引退表明とイップスについて語る…「精神的プレッシャーが無くなって成績が良くなる可能性がある」

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伊集院光、宮里藍の引退表明とイップスについて語る…「精神的プレッシャーが無くなって成績が良くなる可能性がある」ラジオ芸人の小ネタトーク5月31日放送TBSラジオ「伊集院光とらじおと」より。

宮里藍が引退表明した事から『イップス』の話題に。伊集院光が、自分が率いる草野球チームのイップスの選手のエピソードを披露し、更に元メジャーリーガーの田口壮選手がイップスを克服したキッカケを語った。

 

伊集院光:
ゴルフの宮里藍選手が引退表明して、その流れからちょっと話したんですけど、要はパットが全然入んなくなっちゃう『イップス』っていう。このイップスっていうのが僕の草野球チームにもいっぱいいるんですよ。

吉井歌奈子:
そうですか。

伊集院光:
やっぱりプレッシャーとかで上手に投げられないとかなっちゃうんだけど、面白くてピッチャーの子は豪速球をバンバンに投げるのよ。コントロールもいいのよ。

吉井歌奈子:
ええ。

伊集院光:
なのにピッチャーゴロを取って一塁に軽く投げるのが一切出来ない。

吉井歌奈子:
えっ!あの距離が投げられない?

伊集院光:
本当に、一塁に3mぐらい、ただただポイッて投げるやつ。ビューンって投げるのはいくらでも投げられるのに。もう余裕ですよ。バッターも諦めて走んないのにポイッて投げるのが百発百中で投げられないの。

吉井歌奈子:
えー!それいきなりなっちゃったんですか?突然なるの?

伊集院光:
何シーズンか前に急になって、練習すればするほど酷くなっていくの。

吉井歌奈子:
やっぱり精神的なプレッシャーがより助長させるのかしら。

伊集院光:
ましてやそうやって聞くと、宮里藍選手のエピソードから入ると、凄い繊細な人がなるんだと思うと、うちの草野球チームで一番酷いイップスが桐畑トール君。

吉井歌奈子:
えっ!あ、ごめんなさい(笑)えって言っちゃった。

伊集院光:
あのガサツな男ですよ(笑)何も考えてないガサツな男ですよ。

吉井歌奈子:
いや、何か気にしなさそうですよね。

伊集院光:
でしょ。最後の唐揚げ平気で食える。下手すりゃ最後の3つの唐揚を3ついっぺんに食えるような奴です。

吉井歌奈子:
みんな遠慮しそうなところにいきそうなところが。

伊集院光:
即いけるあのタイプがキャッチャーやってて、セカンドに豪速球は投げられる。盗塁刺す時。ピッチャーにボールが返せない。

吉井歌奈子:
えっ。一番返すとこですよね。

伊集院光:
そう。一試合で何球返すんだよって(笑)最後にはボール持ってくるからね。あいつ。

吉井歌奈子:
歩いて?(笑)

伊集院光:
普通に。一回一回ボール手渡しに来るっていうぐらい。

吉井歌奈子:
それぐらい?(笑)

伊集院光:
治る人もいるし、治る時も何の前触れもないわけ。

吉井歌奈子:
それどうしましょうね。イップスになったら。

伊集院光:
メジャーリーガーにまでなった元オリックスでカージナルにいた田口選手。イチローとほぼ同期ぐらいの。田口選手が内野手時代に凄いイップスになって、内野ゴロを取って投げられない。まともな球が。

吉井歌奈子:
ええ。

伊集院光:
でもちょっと良くなったキッカケっていうのがあって、あまりに酷いからオフシーズンも試合に出続けろっていうんで、ハワイの割りとレベルの低いリーグでずーっと試合に出てた。

吉井歌奈子:
ええ。

伊集院光:
その間もイップスだったんだけど、そのチームの外国人の監督がイップスで暴投投げる度に超ウケるんだって。「わははははは!またまた!」って感じで。

吉井歌奈子:
あはははは

伊集院光:
深刻なのに暴投する度に爆笑で、ベンチで手叩いて足ばたつかせてう笑うんだって。そしたら何かバカバカしくなってきちゃったんだって。

吉井歌奈子:
やっぱりそれって精神的事ですよね。要するに。

伊集院光:
ちょっと希望的観測で思うのは、宮里藍選手が「もう辞めます」って言った途端に、残りの今年いっぱいの試合で、急に絶好調になるとか無いのかなと思って。

吉井歌奈子:
無いとは言い切れないですよね。

伊集院光:
今迄、世界で果てしなく戦うって事がもし精神的なものになってるなら、そういうことだってあんじゃねーの?みたいな。ちょっと思ったりするんですけど。人間分かんないよね。

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