伊集院光、大西議員の「がん患者は働かなくていい」野次問題に疑問…「クローズドな会議だから中で話したらどうなの?」

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伊集院光、大西議員の「がん患者は働かなくていい」野次問題に疑問…「クローズドな会議だから中で話したらどうなの?」ラジオ芸人の小ネタトーク5月23日放送TBSラジオ「伊集院光とらじおと」より。

自民党の大西英男議員の「がん患者は働かなくていい」という野次騒動を受け、伊集院光が大西議員を「軽口を叩く人」「言葉足らずな人」と言いつつ、クローズドな会議の席での野次をそこで解決せずに大問題にしてしまう現状に疑問を呈した。

 

伊集院光:
僕は大西氏を庇う事は何もないし、当然ですけどがん患者の人が頑張ってるのに傷つけられたらたまらないというのも凄く良く分かるんですけど、僕がニュースで見たビデオの映像を見る限り、この人とにかく軽口叩く人じゃないですか。問題もいっぱい起こしてる人じゃないですか。

内山研二:
そうですね。

伊集院光:
だけどそういう丁寧な発言をしないおじさんが言う、今言い訳で大西さんが出してる「がん患者の人は喫煙が可能な一部の店舗では働かなくていいんじゃねーかっていう意味で言ったんだ」って言うでしょ。

内山研二:
はい。

伊集院光:
完全に後付で言い訳で言ってるかというと、最初にニュースに一部だけの音声を聞いた時に、「そいう言ってるんだけど、この人言葉足らない人だな」って思ったんですよ。

内山研二:
あー

伊集院光:
僕は思ったんですよ。これは人も傷つけるしって思ったんですよ。で、街角のインタビューみたいな事って、あそこを聞かせないじゃないですか。別にその音声を聞かせるんじゃなくて、「がん患者の人は働かなくていいっていう野次を飛ばした人はどう思いますか?」っていうインタビューになるじゃないですか。

内山研二:
はい。

伊集院光:
そうすると「許せませんね」ってなりますよね。これ難しいのはね、ずっと悩んでたのは、僕は大西さんを庇うつもりは1ミリも無いんですよ。元々言ってる発言とかからすれば、それは身から出た錆でそう言われるよって思うし、もっと言うと、タバコもすっかり止めてますから、喫煙できる飲食店が多い方がいいとも思わないですし、もっと言えば当然がんの人達、一生懸命やってる人達の働き場所を狭める事も違うと思ってますけど、なんかちょっと変なバイアスかかりながらこの話進んでるような気がするんですよ。

内山研二:
そうですね。よく「発言が独り歩きをする」なんて事を言いますけど、確かにこれもひとつの例になってるのかもしれませんね。

伊集院光:
そうなんですよね。元々色んな事を言ってる人だし、元々僕は野次っていうあり方も好きじゃないですけど、割りとクローズドな感じですよね。クローズドな会議で人を傷つけたっていう話を凄いそこで表にバンバン出してくる前に、中で話したらどうですかって。「こんな事言ってますよ」みたいな話をいきなりして、ドンドン人を傷つけていくのってどうなの?ってちょっと思っちゃうんですよね。

内山研二:
はい。

伊集院光:
ただ、これ喋る事が、僕がラジオとかで言う事が得をしないっていうのも良く分かる。色んな人から「おい、伊集院、向こうの味方かよ」みたいな事になる気がするんですけど、それとはちょっと別で変な進み方をちょっとしてませんかっていう気がして、喋るかどうかスゲー迷ってたんですけど。もちろん大事な事ですし。この法律自体は色んな議論をして欲しいんですけども、ちょっと感じた事を喋られてもらいました。

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