伊集院光、滝沢カレンに見る他のハーフタレントとが違うアプローチ…「言葉を選んでるのが変な事になっちゃう」

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伊集院光、滝沢カレンに見る他のハーフタレントとが違うアプローチ…「言葉を選んでるのが変な事になっちゃう」ラジオ芸人の小ネタトーク5月15日放送TBSラジオ「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。

伊集院光が滝沢カレンのキャラクターに言及。これまでのハーフ系タレントのタメ口キャラとは一線を画したアプローチに好感を持った事を明かした。更にローラを例に出し、周りからキャラを要求される「終わった」感と、魅力的な瞬間は儚い事を指摘した。

 

伊集院光:

僕は滝沢カレンさんが好きっていうか、滝沢カレンが出だしたぐらいの時にテレビ番組で一緒になって、その時に「この人いいな」って凄く思ったんですよ。思った理由っていうのが、他のハーフモデル系タレントって十把一絡げにしちゃいけませんけど、「ちょっと違うアプローチだな、この人」って思ったわけですよ。

それは何でかって言うと、中々日本語のボキャブラリーが少なかったりする中で、「みんな失礼なことを喋るのがハーフモデルタレントなんだ」みたいな流れが世の中には出来てきてて、ヘタすると「楽屋は割りとちゃんとしてるよね」っていうような娘とかが、本番でマネージャーの指導の元『失礼』みたいな感じの事まで僕は起こってると思ってて、全然興味無かったんだけど。

それが滝沢カレンちゃんはちょっと違うなと思ったのは、彼女がおばあちゃん子だという事がそれに影響してるかどうか分かんないんだけど、あの娘はなるべく失礼が無いように言おうと思って、色んな言葉を選んだ結果、ボキャブラリーが少なかったり、偏ってるから変な事になっちゃうという(笑)

二回りぐらいして失礼になっちゃったとか、通じてないトンチンカンな事に戸惑うっていうののセットで「滝沢カレンいいな」って俺の中の微妙な感じが、自分の思ったのと違う方に笑いも起こったりの戸惑いみたいな事がスゲー起きてたんだけど、今スゲー認められてきて、もはや俺の感では「滝沢カレンっぽい事を喋ってくれ」っていうリクエストが出てるような気がする。そういう匂いがする。

前に「これスゲーな」って思ったのって、ローラちゃんが出てきて、しばらくブームだったけど、カンペで「ローラさん、変な事言って」っていうカンペが出たの見た事ある。「あ、終わってんな」と思って。その終わり方凄くない?ローラちゃんが自分で計算して、変な事を言おうっていう限界なんてあるよね。もうどうやっても。その事じゃ無いじゃん。面白さって。

俺、今ちょっと本当に思うんだけど、一番魅力的な瞬間って儚いなっていう。そうするとその微妙なところ、自分は凄く人に対して気遣いをしながら喋ってるけど、上手く行かなくて笑いが起きちゃうみたいなところを含めて可愛らしいみたいな事とかと、もうそれは受け入れられたっていう事は実は1ミリしか違ってないけど、スゲー違ってるっていう話で。

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