若林正恭、キューバ紀行を本にした理由…「ネットで発表すると普段のストレスをそこで解消する人が集まる」

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若林正恭、キューバ紀行を本にした理由…「ネットで発表すると普段のストレスをそこで解消する人が集まる」ラジオ芸人の小ネタトーク5月6日放送ニッポン放送「オードリーのオールナイトニッポン」より。

若林正恭がキューバへ行った時の出来事を綴ったエッセイを発売。あえてネットの住人に知られないように『本』として発売した理由を語った。

 

若林正恭:
僕、本を出すんですけど、7月14日にキューバの旅行の行った時の話を書いて。

春日俊彰:
ほう。

若林正恭:
「なるほど」と思ったんですけど、何で本に書いたかというと、決してネットとかにバレたくないという気持ちで本に書いてるんですよね。

春日俊彰:
ネットにバレたくない?

若林正恭:
ネットを見るような人達にバレたくないという気持ちで本に書いてるんですよね。

春日俊彰:
バレたくないって、何がバレたくない?

若林正恭:
うーん、こんな事を考えている事を。

春日俊彰:
あーはぁはぁ(笑)なるほどね。

若林正恭:
それは媒体のチョイスですね。僕が『ダ・ヴィンチ』に連載で書いてある事は、本当にリトルトゥースとかネットのヘビーユーザーの方にバレたくないから『ダ・ヴィンチ』の連載に書いてるんですよね。

春日俊彰:
自ら形にするってね。

若林正恭:
目にするまでに距離がありますから、リトルトゥースの人の中にも見てくれてる方いると思うんですけど、その方なんかは僕はお得意様として一緒にやっていきたいなとは思ってるんですけど(笑)

春日俊彰:
その何か…線引がよく分からないけども(笑)まぁまぁ、そうなんでしょうね。

若林正恭:
だから自分でここ何ヶ月間かキューバのことを思い出しながら書いてる時は、「本にする」っていう気持ちで書いてるんです。本を手にとって買って読んでくれた人にだけ届くから本に書いてるんですよ。

春日俊彰:
うんうん。

若林正恭:
でもやっぱり、このお仕事ですから色んな方が関わっていただけるのはありがたいですよ。俺のエッセイのタイトルが『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』なんですけど、やっぱりこういうタイトルがネットに流れると思ってなかったんですよね。

春日俊彰:
ほうほう。

若林正恭:
こういうタイトルを付けちゃう事が…で、写真も自分のパソコンに入ってたデータをうちの会社に送って、会社から出版社へ。俺は葉巻を吸ってる写真…もちろんネットに落としたくないんですよ(スタッフ笑)だって、この国はあんな写真載っけたら、ここぞとばかりに普段のストレスをそこで解消する人が集まるに決まってますから。「何やってんだ、若林」「やってんな」になるに決まってるんですよ。

春日俊彰:
うん。

若林正恭:
「それでストレスが解消される。それもいいでしょう」というスタンスですけど、私も。決してあの写真はそういうネットに行くと思ってないんですよね。自分的には。

春日俊彰:
うんうん。

若林正恭:
そしたら葉巻をゴリゴリに吸ってる写真がいきなりヤフートピックスに載ってて(笑)「オー!オー!」って思って、『競争社会に疲れた若林がキューバへ』って…そんな38歳は駄目なんですよ(笑)

春日俊彰:
あー

若林正恭:
競争社会なんかに疲れてる38歳はこの国のネットなんかに落としちゃ駄目なんですよ。だから本に書くわけですよね。隠れて。

春日俊彰:
なるほどね。

若林正恭:
隠れてと言うか、凄く多くの人の目に付かないようにという意味で。

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