4月10日放送TBSラジオ「伊集院光とらじおと」より。
浅田真央選手の引退発表を受け、伊集院光が1年前にゲストで来た時に引退に付いて語っていたエピソードを明かした。更に浅田引退に対する織田信成氏の大泣きリアクションに驚いた事を語った。
伊集院光:
昨夜からと言うか朝からと言うか、浅田真央選手引退のニュースで持ち切りですけどね。
上田まりえ:
ちょっと突然出てビックリしましたね。
伊集院光:
思えば丸一年前ですよ。この番組が始まったのが一年前の今日、4月11日なんですけど、そのすぐのスペシャルウィークの中の目玉ゲストの中の目玉みたいな感じで。
上田まりえ:
火曜日に来ていただきましたよね。
伊集院光:
そうなんです。ちょうどそうだよね。浅田真央選手来ていただいて、そこで爆弾発言っていうか、実は休養中に引退をリアルに考えてて、ブログに載せる文章も熟考して書いて、あとはマネージャーさんに送信ボタンを押すだけの、「送信ボタンを押して」って言うだけの状態まで2回来たっていうんだよね。
上田まりえ:
おっしゃってましたね。ビックリしましたよね。あの時。
伊集院光:
ビックリしたし、その事を凄くよそでも話題にしてもらったおかげで割りといい感じのスタート番組切れたみたいな印象もあって、逆にいうと今回は送信ボタンを押したんだなぁって思って、で、こっちとしてもグッと来るもんがあったんだけどさ。
上田まりえ:
はい。
伊集院光:
朝のTBSかな、織田信成さん。
上田まりえ:
『あさチャン』ですか?
伊集院光:
『あさチャン』で織田信成さんが、浅田選手が辞める事に関してコメントで生中継で繋いで、画面に生で出てるだけど、ワンワン泣いて朝からずっと泣きっぱなしなのよ。
上田まりえ:
さすが織田さんですね。
伊集院光:
元々涙もろい織田選手が、その思い入れと両方合成されちゃったのかな。
上田まりえ:
やっぱりご自身の引退と重ねられたというのもあるんじゃないですか。
伊集院光:
分かんないけど、むしろちょっとこっちが引くぐらい泣いて、「何事だ!?」っていうぐらい泣いてるから。
上田まりえ:
あははは
伊集院光:
何かお葬式でも俺より泣いてる人いると、こっちが冷めるってあるでしょ。
上田まりえ:
そうですね。
伊集院光:
急にスッって「打ち合わせしようか」って、俺割りと泊まりだから朝早くからこのスタジオいるからさ、ちょうど上田は移動中だったと思うんだけど、想像してる5倍ぐらい泣いてたよ。
上田まりえ:
本当ですか。私が今想像してる5倍だと結構ですね。
伊集院光:
6時半ぐらいから多分出てたけど、7時10分でまだ泣いてたからね。それで鼻真っ赤になって、また喋りだす度に泣いてて「どうした!?」っていう。
上田まりえ:
またその織田さんが後日話題になりそうですね。
伊集院光:
なると思うよ。モノマネとかも皆すると思う。あそこまで、逆に言うとそこまで思い入れの深い人がいるんなら、俺はあんまり関係ねーっていう感じになるの分かる?
上田まりえ:
まぁまぁまぁ
伊集院光:
一番思い入れの深い人の中で、俺の感想とかちょっと恥ずかしいみたいな。
上田まりえ:
言えなくなっちゃいますよね。
伊集院光:
うわー、朝テレビ観た人いないかなぁ。底抜けに泣いてましたよ。それだけフィギュアスケートの一時代が分かる瞬間なんでしょうね。
上田まりえ:
若い選手も女子も出てきてますし、
伊集院光:
そうだよねぇ。
上田まりえ:
でもやっぱり寂しいですね。
伊集院光:
フィギュアスケートと言えばっていうところがありましたからね。でもやっぱり気力なんだね。体力云々というより気力の方が尽きちゃうと、体力の方も中々付いていかないってなっちゃうんだろうね。
上田まりえ:
やっぱトップの方のモチベーションの保ち方っていうのは凄いなって、浅田選手来ていただいた時も思いましたもんね。
伊集院光:
やっぱり「お疲れ様でした」っていう分かったような締め方したいんだけど、織田選手の顔が…
上田まりえ:
残像が(笑)
伊集院光:
俺が何か言えるような感じじゃないってなっちゃてるんですけど(笑)