4月10日放送TBSラジオ「伊集院光とらじおと」より。
アメリカのシリア・アサド政権へのミサイル攻撃、北朝鮮への牽制等を受け、伊集院光が反撃された時の大混乱があるからやらなかったと指摘。先が読めないトランプ大統領に怖さを感じると語った。
伊集院光:
怖いのはインパクト、切り札っていうか返された時に大混乱になるからやらないわけじゃないですか。
中村尚登:
そういう事です。
伊集院光:
そこまで張り詰めちゃった時に、周りが降りなきゃグッチャグチャになっちゃうわけでしょ。そういう怖さは相変わらず凄いなって。中国と話してますと、どういう結果が出たのか具体的な事は言わないまま、でも今度空母を呼んでくるみたいな事をする…
中村尚登:
今、チェジュ島の近くまでカール・ビンソンが来てますからね。
伊集院光:
そうやって考えますと、色んな事が張り詰めてくる中、なんか相変わらずトランプさんどう出るか分からないのに、僕はドンドン疲れてくるし、怖くなってくるんですよね。だって、「アメリカは世界の警察やんないよ」みたいなとこがあったじゃないですか。
中村尚登:
言ってたわけですよね。
伊集院光:
お金がかかるから、そんな事よりアメリカの事であって「世界の警察やんないよ」って言うわりにはとんでもない事するでしょ。このへんの読めない度合いがずっと続くのが怖くて、怖くて。
中村尚登:
今回なんかは映像でシリアの中で子どもたちが泡吹いたり、本当に化学兵器を使われたと、サリンだと言われてますけど、そういう映像が公開されてきて、「子どもたちの命を奪うとは何事か」っていうある意味道徳観を先に出してるから、だから表向きに大々的に反対する部分が有りづらいっていうのがあるんですよね。
伊集院光:
でも僕、それに感じる胡散臭さも凄いと思うのは、今迄そんな人道的な事を言って何もかもやってきましたか?っていうところはちょっとあるんですよね。
中村尚登:
そう。
伊集院光:
何か、そのへんが相変わらず読めないし、読めない事がとても怖くて、読めない上に何かトランプさんが握っている後の世の中で振り返ると「この年ってトランプ」って事に嫌な意味でなりそうな事を凄くするなと思って。
中村尚登:
この先なんですよ、一番問題は。この先本当にひどい事になっていくのか。
伊集院光:
ある意味この賭けに勝っていくのか切り札が効いてくるのか。
中村尚登:
ある意味、そういう賭けに出ていると言えるでしょうね。