伊集院光、番組イベントのチケット転売を嘆く…「売り切れたはずなのに空席が目立つ」

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伊集院光、番組イベントのチケット転売を嘆く…「売り切れたはずなのに空席が目立つ」ラジオ芸人の小ネタトーク3月27日放送TBSラジオ「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。

動画サイトHuluの『鬼三村』のイベントが開催されたが2割程空席があった事に触れ、伊集院光がチケットがオークションで転売された事の弊害と指摘。更に悪質な引換券の転売についても語り「世も末だ」と嘆いた。

 

伊集院光:

Huluで『鬼三村』っていう、基本的なコンセプトはミムさん(さま~ず・三村)がホリプロの不甲斐ない若手・中堅芸人の後輩達を大喜利とかで鍛える体の番組なんだけど、割りとガチガチの無茶ぶりの大喜利をその場でやって、そのまままるっと配信するみたいな趣味の番組なのね。

薄々感づいてたけど、世の中変わってきてヤベーなと思ったのが、そういう番組の公開収録であり、有料ライブであり、チケット発売とかも大々的には言わない。番組の中で告知をして「こういうのやりますよ」「お金取りますよ」って…速攻で売り切れるわけ。500ぐらいのキャパだから、割りと知る人ぞ知る番組になってるから売り切れるわけ。

「売り出したらチケット全部売れちゃいました」っていうのは主催者側も聞いててさ、「頑張ってネタやろうよ」「企画もキチっと詰めてちゃんとやろうよ」ってわけじゃん。蓋開けてみるとお客さんが2割ぐらい入ってないの。空席が目立つの。

これって意外と色んなとこで起こってるのよ。ラジオイベントでも割りと起こるのよ。要はそういう告知の少ないライブ、しかもさま~ず三村がでるにも関わらず告知が少ないみたいなライブって、転売する人にとってみると「これおいしいんじゃねーか」っていう。公開収録も兼ねてるからカツカツに高い値段でもないわけよ。

「とりあえず予算が少ないから会場費はクリアしなければならないんですみまませんが」っていうタイプのライブだから、そうすると安めに買って高めに売れる可能性があるみたいになるわけ。そうすると瞬殺されるのに実際は直前までオークションサイトに出てっから、結局来ないみたいな。

(中略)

更にホリプロの中とかイベントの専門家の人とかいるからさ、もっとたち悪いのは元々の予約の段階で「金は当日払います」っていう事にしてあって、予約番号と予約券だけを持っててコレを売ると。要するにチケットを売るわけじゃなくて、コレをネットオークションにかけられちゃうと、実際売れ残った時に当日誰も来ないから、客席が空いてるっていうマイナスだけじゃなくて、金も誰も払わない。売り切れてもいないっていう状況が出て来ると。

そんなんでずっと話したら、世も末感スゲーなと思って。ちょっと前にあった、高い自転車泥棒が高級自転車を盗んでネットオークションで売ってる奴が捕まって、そいつのニュース見てたら、日頃アタリを付けとくらしいのよ。そこにいつも停めてある高級チャリを盗もうって、アタリを付けて写真を撮って、まずネットオークションにかけて、売れる相手が決まってから盗むっていう…お前、何在庫管理してんだよ!って。在庫のリスク減らしてんだよ!みたいな。

なんかどうなっていくの、世の中っていう。

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