伊集院光、健大高崎の大胆な走塁プレーに驚きを見せる…「何、これ?見た事ない」

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伊集院光、健大高崎の大胆な走塁プレーに驚きを見せる…「何、これ?見た事ない」ラジオ芸人の小ネタトーク3月27日放送TBSラジオ「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。

選抜高校野球の健大高崎と福井工大福井の試合で、健大高崎の大胆な走塁作戦に伊集院光が驚愕。高校野球経験がある伊集院が「あんな練習した事ない」と驚きの感想を語った。

 

伊集院光:

甲子園の健大高崎の9回の攻撃凄かったんですけど。相手どこだっけな…健大高崎と福井工大福井かな、試合があったんです。これが接戦で超打撃戦で、最終的には7対7で延長15回引き分け再試合にいくんだけど、9回の時点では健大高崎負けてんです。7対6で負けてんのね。

このままいったらお終いっていう時に、健大高崎っていうとこは伝統的に足が速くてメチャメチャ盗塁をするっていう、キャッチフレーズが『機動破壊』って言って機動力で的をズタズタにするっていう、とにかく走りまくってくるという、ピッチャーはいつ走られるのか怖くて中々変化球を投げられなくなるし、何やってくるか分かんないチームっていう伝統があるんだけどさ。

9回の表にツーアウトランナー2塁・3塁で、1点負けてるの。このままひとりアウトを取ったらお終い。甲子園はここで終わりですっていうところなんだけど、ツーアウトでランナー2塁・3塁だからもうやる事がないわけ。これがワンアウトで1塁・3塁だと、スクイズで3塁ランナーがホームに来て同点にしましょうって事とか、ダブルスチールっていう健大高崎がやりそうな、1塁ランナーが2塁に盗塁してきましたって、まんまと2塁に投げるとサードランナーが走って来て結局ホームに入っちゃいましたみたいな…これは警戒するところなんだけど。

ツーアウト2塁・3塁だから足を使うって言ったってたかが知れてるの。そしたらビックリしたのが、2塁ランナーがボンヤリしてるわけ。2塁ランナーは逆転のランナーで凄い大事なわけでしょ。バッターがヒット打ったらその場で逆転できるっていう2塁ランナーがボンヤリしてるわけ。いっぱい塁から離れて。

それにピッチャー気づいて、このピッチャーも牽制球の上手いピッチャーで、2塁にボール投げた途端に…これが罠なの!3塁ランナーがホームに向かって同点なの。アウトになったら終わりだよ。何これ?っていう。

俺ら高校野球をやってて、そんなの練習した事がないし、そんなサインなんて、どういう意思伝達でアレが行なわれているか分からないんだけど、2塁ランナーはピッチャーが気づくぐらいの大きめのリードをして、そこまで細かくないまでも、軽くボンヤリ…軽ボンヤリしてピッチャーを嵌めるとこからスタートすんだよね。

もうピッチャーが後ろ向いて投げるところになったら、猛追で3塁ランナーがスタートしてて、「うわー」と思った時は、またこの3塁ランナー、ビックリする程足が速いの。それが同点になって、そのまま延長になるのね。「なんだこれ?」と思って。あんな作戦見た事ないよね。

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