伊集院光、石原元知事の証人喚問の質問側を批判…「ちょっとしたセレモニーになってる」

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伊集院光、石原元知事の証人喚問の質問側を批判…「ちょっとしたセレモニーになってる」ラジオ芸人の小ネタトーク3月21日放送TBSラジオ「伊集院光とらじおと」より。

伊集院光が石原慎太郎元知事の百条委員会証人喚問について触れ、時間制限がある中、質問が長すぎると批判。質問する側のアピールセレモニーに終わった気がすると指摘した。

 

伊集院光:
石原慎太郎元知事なんですけど、健康上の理由もあって1時間にしますってなって、そうすると石原元知事が自分の喋りたい事、喋りたくない事を行ったり来たりしてたら、それで時間済んじゃうなっていう意識が僕はあったんですけど、それよりも実際に蓋を開けてみると、質問する側が「私がこれを質問してますから」みたいな、「私が石原元知事にこんな質問しちゃってるんですけどどうですか」みたいな…もうそれが長い!もう短いからシンプルにドンドン実際の真実を喋ってもらう方が必要だと思うんですけど、何かねぇ…

内山研二:
限られた時間ありますからね。

伊集院光:
もったいないなぁって思いましたけど。

内山研二:
蓋を開けてみれば、これまで石原さんがおっしゃった事から新たに何か出てきたかっていうと、そうでもないですね。「一連の責任は確かに当時の知事だった私にあるだろう」とありましたけど、「全体で決めていった事なんだから」と、「肝心なところ、大きなところは部下に任せた」と「浜渦さんに任せた」という事がありましたんで、その詳しい報告は記憶にないという事が多かったですね。

伊集院光:
最終的には石原さんはこれが一番言いたかったんだろうなっていう「科学者は豊洲が安全だというのに何故移転しないのかというのも不可解だし、責任が問われるべきだ」っていう小池知事に対する批判。

内山研二:
確かに安全と安心というものは似て非なるところがありますけどね、そういうとこはキチンと考えなくてはいけない。確かに科学的な意味合いでいうと地上と地下では分離されてるから安全だという判断はあるんでしょうけどね。これが安心となってくると、果たしてどういう風に考えていったらいいのかなとという…感じ方ですからね。安心はね。

伊集院光:
僕は小池知事もそろそろ「今こういう現状です」っていう中でどうしていく事が専門家の言う安全と一般の人が思う安心の距離が縮められるのかという事は手を打って欲しいと思うんですけど、何か分かんないですけど、「石原慎太郎元知事を呼びましたよ。私質問しましたよ」っていうちょっとしたセレモニーに終わちゃったかなと僕は…

内山研二:
何か、開いたことに意義がありましたよみたいなところがある。それが夏の都議選に向けたひとつの格好つけるというような形になるととても残念のような気がしますね。

伊集院光:
そうですね。その両輪の片方としては大事な事なんですけどね。

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