3月13日放送TBSラジオ「伊集院光とらじおと」より。
駅でのエピソードトークからアシスタントの安田美香の高校時代の思い出話に。安田が駅の伝言板を使った恋の話に伊集院光が驚きを見せた。
安田美香:
JR二宮駅で。
伊集院光:
二宮っていったら大磯の…
安田美香:
ひとつ先です。小田原寄りになります。
伊集院光:
俺らは大磯と聞くと、オールスター水泳大会・大磯ロングビーチ!
安田美香:
隣の駅なんですけど。
伊集院光:
二宮駅の思い出は?
安田美香:
JR二宮駅で起こった恋の話聞いていただけますか。
伊集院光:
何歳ぐらいの時?
安田美香:
高校生の時、通学で二宮駅を使ってたんですけども、伝言板があったんですよ。
伊集院光:
伝言板、今の若い子は知らないらしいね。携帯があるから。駅にあったよね。黒板で、「何時何分誰々さんへ」みたいな。
安田美香:
チョークでやりとりするあの伝言板に、ある日凄く上手なイラストが描いてあったんですよ。ドラえもんの。
伊集院光:
ほう。
安田美香:
「上手いなぁ、この人」と思って、その横に「絵上手いですね」って私はラムちゃんの絵を描いて返事したんですよ。そしたら3日後に「そうでもないですよ」ってキャプテン翼のイラストが戻ってきて。
伊集院光:
ゴメンゴメン!これ主人公が安田じゃなかったら凄くいい感じの(笑)
安田美香:
なんでですか!(笑)それで伝言板でそれを一年間やりとりしたんですよ。
伊集院光:
スゲー!ばったり会ったりはしないの?要するに絵と伝言板だけのやりとりなの?
安田美香:
誰だかは未だに分かんないですけど、とにかく絵が上手なんで、これは絵が上手な美少年に違いないと思って「こ、これは恋か!?」って、もう1年後に「好きです」って書いて。
伊集院光:
伝言板に!?どうなったの?
安田美香:
3日後に「ごめんなさい」って返ってきて(笑)
伊集院光:
凄いなぁ。それが二宮駅物語。凄くいい話で。なんか聴いてる人の中に本人もいるかもしれないし、目撃者も「こいつ公的なものを私的に使ってるな!と。
安田美香:
そうか、みんなも見てたんですよね。
伊集院光:
みんなも見てるわけじゃん。「うわ!うわ!こいつ振られた!」って(笑)
安田美香:
あはははは でも二宮駅に降り立つと今でも本当に泣けちゃいます。