伊集院光、『サヨナラ、きりたんぽ』のタイトル抗議事件に言及…「抗議で引っ込めるなら元々付けちゃダメ」

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伊集院光、『サヨナラ、きりたんぽ』のタイトル抗議事件に言及…「抗議で引っ込めるなら元々付けちゃダメ」ラジオ芸人の小ネタトーク3月9日放送TBSラジオ「伊集院光とらじおと」より。

4月からテレビ朝日のドラマ『サヨナラ、きりたんぽ』が秋田県からの抗議でタイトル未定になった騒動を受け、伊集院光が抗議で簡単にタイトル変えるなら最初から付けるべきではないと指摘。更に原案の秋元康はこれはこれで話題になると考えているのではないかと予想した。

 

伊集院光:
あのね、ドラマが始まりますと。しかも日曜日の深夜12時40分、かなり深い時間にやるドラマです。これのタイトルが『さよならきりたんぽ』っていうタイトルで、テーマがどうやら阿部定っぽい話。

柴田理恵:
はははは

伊集院光:
女性がナニをナニして大ピンチという話。そのタイトルが『サヨナラ、きりたんぽ』。付けも付けた。これに秋田県が怒りまして、「うちの名産にどういうイメージを付けてくれるんだ」っていう事で抗議をしたところ、もう放送直前なんですけどタイトルが未定になりまして(笑)

有馬隼人:
ははは

伊集院光:
僕の意見ね。抗議する気持ちは分かる。秋田県の名物で美味しい。大好きだよ。だけど、抗議する気持ちは分かるんだけども、変えちゃダメっていうかね、抗議で引っ込めるなら元々付けちゃダメですよっていう事です。

柴田理恵:
そうだね。

伊集院光:
まぁ柴田さんはこの手のジャンルの劇団にいますから。

柴田理恵:
ははははは ホント小劇場の中で、こういうコメディの中の作家が、「あの作家こういうの書いてる。タイトルはさよならきりたんぽだってさ」って笑うところですよね。

伊集院光:
そうだね(笑)でね、深夜のドラマなのに、ゴールデンとかお昼とかはダメだけど、深夜のドラマのシャレとしては許して欲しい。

柴田理恵:
うん。

伊集院光:
これ何度も言うけど、秋田の人がオラが名物をこうされるのに腹が立つのは分かる。抗議をするのも分かるの。でも引っ込めるかどうかは別の話。更に見てみると、原案っていうかアイデアね、秋元康さんなんですよ。

柴田理恵:
はぁー

伊集院光:
秋元康さんが「これでイケる」って言ったものは恐らく通るんだと思うんだよ。元々。で、抗議来て引っ込めるじゃん。秋元康さんってホントに頭のいい人だから、「もうこれでいい」と思ってる。恐らくこれでもう話題になれるって事で、もう充分いいと思ってんじゃないかと思って。

柴田理恵:
これ30年前だったら、絶対このままGOしてるよ。

伊集院光:
逆にテレビがもっと豪腕な時代って事?

柴田理恵:
そうそう。 30年前だったら「いいじゃん!いいじゃん!」でドッカンだと思うもの。

伊集院光:
そうか。逆にその前だと企画の段階で「これはダメです」ってなるみたいな時代のうねりはあるのかもしれないけど、今じゃちょっとそういう意味じゃ「講義されたから引っ込めよう」迄のスピードの早い時代ですよね。

柴田理恵:
時代だなぁって思いますよね。

伊集院光:
俺、秋本さんに聞きてーな。秋本さんは「これはこれで」っていう感じなんじゃねーかって(笑)

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