2月15日放送TBSラジオ『JUNK山里亮太の不毛な議論』より。
同期芸人のネゴシックスがテレビで手を抜いたようなネタをやった事に対し、山里亮太が怒りを見せ、同時に心配している事を明かした。
山里亮太:
一番心配なのがネゴシックスですよね。今、我々芸人界で『ネゴシックス事件』というか問題になってるんですよ。
ある深夜番組でネゴシックスがテレビ出てて、それはケンコバさん軍団と言ってケンコバさんが可愛がってる後輩のインポッシブルとか、ムーディとか、その中にネゴシックスもいて、対する有田さんの軍団と戦うと。有田さんのところは東京の吉本に関わらず色んな事務所の子達がいて、お互いの秘蔵っ子達をネタ対決させるみたいな番組だったんですよ。
それでジェラードンっていうトリオ。これが面白いんですよ。(ネタが)しっかりしてて。対するネゴ。「じゃネゴ!」ってケンコバさんが出してくれて、やったネタがホントにダメだったんです…
人のネタを良い・悪い、ダメ・上手は感覚の話だから言っちゃいけないと思うんだけど、これは違う。センスとかじゃなくてやる気の問題で、ネゴがネタに対して、ラジオを通して怒るのはフェアじゃないから、一回電話でネゴに言おう言おうと思ってたんだけど、言わずに今日来ちゃったから、この形で言うけど。
これは確認しなきゃいけないけど、ネゴ…無茶苦茶手抜いたネタやってて、これはイカン!と思ってる。「俺だけかな?ネゴはこの感じが面白いのかな?」と思ってて、いろんな芸人さんに「この間のネゴのさ」って話した時に、「あの事件ね」って言うからみんな共通で思ってるんだけど、ジェラードンがいいコントやった後にネゴがホントに、急遽そこで作ったぐらいのネタをやってたの。
誕生日プレゼントを忘れた人の、忘れて凹む人と、もの凄い凹む人と、鬼のように凹む人っていうタイトルでやるのよ。まずは凄い凹む人…「あー忘れちゃったな、忘れちゃったな」って下向きながら歩く。次は物凄い凹む人…「あー忘れちゃったぁー、忘れちゃったー!」。で、鬼のように凹む人って言ったら、堂々と歩くみたいな…「えっ?何だこれは」みたいな。
それも『天丼』って言ってんだけど、これスベリきれてもいないし、スベったらスベったで助けられるけど、「これはイカン。どうもネゴはサボってんじゃないかな」と。
コレに関しては普通に同期として心配です。R1だって二回戦で落ちちゃってさ…ホントはめちゃくちゃ面白いんだよ、ネゴって。ネタとか愛らしさとか。
それが今、絵の才能とか評価されて「お笑いじゃなくてもいける」っていうのがあるんだろうけど、みんな芸人が悲しいのは、メチャクチャ面白いのにお笑いに手抜いちゃって、しかもテレビの一打席の大切さをスゲー忘れてるネタやってるから、コバさんとかの顔に泥塗ってるし、これは本当に心配だなっていう話。