伊集院光、タレントのサービス精神とネット炎上のせめぎ合いを語る…「色々気にしなければいけない、面倒くさい時代になった」

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伊集院光、タレントのサービス精神とネット炎上のせめぎ合いを語る…「色々気にしなければいけない、面倒くさい時代になった」ラジオ芸人の小ネタトーク 

2月13日放送TBSラジオ「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。

松本伊代と早見優の線路侵入騒動の発端がブログ炎上だった事を受け、伊集院光がサービス精神でやった事にグレーな事が映り込む事が出て来る場合があると指摘。ネットでのツッコミ等が多くなるとタレントの中のサービス精神が死んでいくと警鐘を鳴らした。

 

伊集院光:

それは松本伊代さんと早見優さんが悪いんだけど、今回のことに関しては悪いんだけど、良かれと思ってやっちゃうんだよな、ああいう事って。サービス精神でやった事に映り込んでるグレーな事って出てきちゃうわけ。

俺、ポンコツカー、草むらの中で、ほぼ草とも植物とも一体化してるような廃車とか見ると写真撮っちゃう。アレとかをUPした時に、例えば「そこって誰の敷地なの」っていうような事がグレーになったり、収まりのいいとこまで近づいた時に、「一歩入ってんじゃねーか」とか。

そんな車が捨ててあるようなところだから境界線とかハッキリしてないじゃん。詳しい人が「画角からいうとここまでだよね」っていう話になってくるじゃん。今回の事ほどあからさまじゃなくて。

うっかりやっちゃうわけ。うっかりやっちゃったりした時に、これはまたグラデーションで難しいんだけど、自分で自分の撮った面白い写真を…「自分が日本ハムの古い帽子を買いました」って自分の顔をツイッターで上げるとするじゃん。そうすると後ろに映ってる俺の部屋のDVDのジャケットを見て「伊集院さん、こういうのを見てるの?」とか書き込まれたりすると、「そこじゃねーよ!」ってなる。俺の中で。

「そこじゃねー」ってなってきたり、もっと言うとそこの中に茶化す対象のものがあった時に、俺の中のサービス精神が死んでいく感じっていう、「あぁなんか面倒くさい。笑わせようと思ったんだけど。楽しんでもらおうと思ったんだけど」って。

トークもそうで、トークとして意地でもサービス精神を殺さないようにしようとは思うけど、どっかで「これ誰かに悪意でネットニュースにあげられて、変なことになる」と思った時に、サービス精神が死んでいくみたいな事があって。

ゲーム大好きだし「実況動画やりたいな」って思ったりする時もあるんだけど、今みたいな事で言うと、俺の部屋が映るっていう事に対して、「その為にいちから片付けるのきついわ」とか、あと後ろに飾っているゴッホの贋作(構成作家笑)見抜くやつが…「あれゴッホ贋作じゃね?」みたいな事を見抜くやつが。

そういうのも気にしちゃうから、そういうのちょっと面倒くさい時代だなっていう。まぁこの事に関してもまた変な風に切り取られるんだろうなみたいな…途中から萎えていったりするの、自分の中で。余計な事言わないでいいんじゃない?とか。

まぁこの番組は余計な事だからね(笑)基本的に余計な事の中で余計な事を言わないってなってくるとおかしくなって来ちゃうんだけど。

そんなのがじわじわと色んなタレントとかの人の面白いやつを切ってく事でもある。後、俺らは俺らで、それを超えてちゃんと守るべき事を守り、面白い事を言うみたいな事を…めんどくさい、最後の方で(構成作家笑)

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