伊集院光、荒れる成人式とマスコミ報道を徹底批判…「風物詩的な報道は『ああすれば目立つ』と勘違いさせてしまう」

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伊集院光、荒れる成人式とマスコミ報道を徹底批判…「風物詩的な報道は『ああすれば目立つ』と勘違いさせてしまう」ラジオ芸人の小ネタトーク1月9日放送TBSラジオ『伊集院光とらじおと』より。

つくば市の成人式で新成人が暴れた事件を受け、伊集院光が暴れる伝統が受け継がれている事に不快感を露わにした。マスコミの風物詩的な報道を批判し、「いけない事が。罪になる」としっかり伝えなければいけないと指摘した。

 

伊集院光:
毎年の事ですけど、成人式で大騒ぎになるじゃないですか。もう酷い有様だなと思うのは、成人式自体の式典に中々若者が出席しなくなっている中、馬鹿だけは来るっていうね。

安田美香:
あはは

伊集院光:
沖縄なんかの盛り上がりは、アレをやりに来るじゃないですか。って事はもはややらない方がマシな話で、元々の「成人式で顔を合わせて、自分達は今日から大人です」っていうのと、先に大人になった側からの有り難い言葉みたいなのを言うという伝統は受け繋がないで、暴れる方の伝統を受け継ぐんならやんない方がいいと思うんですよね。

安田美香:
はい。

伊集院光:
僕は別におっさんになってるから言ってるんじゃなくて、自分の成人式の時からそう思ってます。自分の久しぶりに会ったクラスメイトが揉めるんですよ。ちょっとお酒を飲んだ勢いで近くの団体と揉めるんだけど、その時に僕はもう彼らと付き合わなくていいと思った。今後付き合わなくていいけど、「今日から俺らは名前が出るんだ。これが大事になった時にお前、名前が出る事がわかんねーのか」って話になるぐらい、自分が二十歳の時からこういうやり方が大嫌いで。

安田美香:
はい。

伊集院光:
なんなんでしょうね。もっとそれを告知した方がいいと思うんですよね。

安田美香:
あー、前にですね。

伊集院光:
いきなり今年から名前出されたというと、またこういう輩は文句言うんでしょうから、ちゃんと事前に「我が市では、我が区では、我が県では今回こういう事があった場合は、こういった罪を適用して名前が出ます」って言う事を告知してやるべきだと思う。

中村尚登:
逆に、名前が出る事で喜ぶっていうのもいますからね。今なんかも我々報道する側が、毎年恒例のようにじゃないけど、こうやって暴れてる姿をやったら「ああやって目立つ事が出来るんだ」って言う風に勘違いするのもいるしね。

伊集院光:
それは報道側が許されてる雰囲気の報道をするからだと思うんですよ。風物詩的な匂いをさせるからであって、これはとてもよく無い事で、「こういう罪が適用されて、あなたには前科が付く事だってあるんです」っていう風な報道をすべきだし、「これは良くない行為。犯罪なんだ」っていう報道をキチンとしないと、いつまで経ってもこんな事で…これだってお金がかかるわけだから、税金のかかる事だから、「税金をかけて何でマイナスの事をやるのよ」っていう話なので、僕はいつもこれに憤りを感じ…自分が二十歳の時からずっと憤りを感じ続けてますね。とても嫌ですね。それでも名前は今回も出ない。

中村尚登:
選挙権の年齢が18歳って下がったわけですから、そういうところの部分も含めてね、名前を出すっていうところも改めて 考えるべきですね。

伊集院光:
そうですね。広く告知すべきだと思いますね。

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