伊集院光、日大東北高校相撲部の暴行事件に言及…「指導のレベルの話ではないので、普通に警察を入れていい」

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伊集院光、日大東北高校相撲部の暴行事件に言及…「指導のレベルの話ではないので、普通に警察を入れていい」ラジオ芸人の小ネタトーク12月19日放送TBSラジオ『伊集院光とらじおと』より。

福島の日大東北高校相撲部で顧問の男性教諭による生徒への暴行事件を受け、伊集院光が学校が裁量を決めるのではなく、暴行事件として警察が介入すべきだと指摘。当該教諭に「前途ある教員」だからという理由で処分をしなかった学校の記者会見へ疑問を投げかけた。

 

伊集院光:
福島の日大東北高校で、相撲部の顧問の男性教員が男子生徒をデッキブラシで殴り怪我を負わせるっていう事件なんですけど、これ僕はイジメの時も極端で申し訳ないという前置きで言ったんですけど、これ暴行事件だから学校が裁量をどうこうしようという話じゃなくて、これが分かったという時点で、あんな(校長の)記者会見じゃないですよ。

中村尚登:
はい。

伊集院光:
警察が介入するような事で、これはちゃんと被害届けを出してやらないと、こんなものが「指導だ」「教育だ」の話じゃなくて。例えばそれですら今シビアなのは、「ぶつかり稽古をもうやめたい」と言うのにも関わらず、あと何本やらせますっていう指導のレベルの話ではないので、普通に警察を入れていいと僕は思うんですけどね。

中村尚登:
これは傷害事件になりますんでね。暴行とかじゃなく怪我を負わせてますんで。となると被害届け出す云々じゃなく、警察が強制的に入るって事も出来ますんでね。

伊集院光:
うんうん。

中村尚登:
今迄本当、記者会見の時の校長の話は「前途ある教員だったから反省文だけで処分しなかった」っていうね…教員に対して「前途ある教員」って言ったら、「怪我を負って、心にも傷を負った生徒はどうなるのよ」っていうような。

伊集院光:
前途ある生徒ですよね。

中村尚登:
教員よりももっと若いわけだからっていうね、そういう事ってありますからね。ちょっと本当そのあたりが分からないなっていう。学校の対応がね。

伊集院光:
逆に言うと、前途ある生徒に、こういう風な目に合わせ続ける可能性を持っている人の前途ってなんだよ。この先ってなんだよって話になってくるんで…こういうのって警察って動かないですか?認めてるわけでしょ?

中村尚登:
こうなって出て来るとそれは調べて入る事はありますね。ただ例えば生徒の側と学校側…教員側の間で示談とか傷害に対する謝罪とかがあったりしてくると、これは不起訴っていうか、書類送検ぐらいの可能性もありますし、分かっていればこれは完全に傷害事件になっちゃうので、当然の如く捜査はして然るべしだって事ですよね。

伊集院光:
スポーツ指導が難しいのはよく分かるんです。僕は怠けるタイプで、怠ける天才だったから(笑)先生が後ろ向いてる隙の腕立て伏せをやらないままやってるような声を出す天才でしたから。

安田美香:
ははは

伊集院光:
そういう(手を)抜いちゃう生徒に100%をやらせようと思ったりすると、指導がきつくなったりするのはよく分かる。それがどこまでが指導で、どこからが暴力、体罰だったりするのかが大変な時期、大変なご時世にいるのはよく分かる。

安田美香:
はい。

伊集院光:
でもスパルタ論で言うならば、僕みたいな100言われても80しかやらないタイプと、100言われると120やっちゃうタイプがいます。その中で、やっぱり100言われると120やっちゃうような子とか、限界な時に初めて限界っていうような子に対して、120の指導をしちゃうと限界を超えてしまうし、その話とまた別ですからね。これは絶対やったらダメな話なんで…指導者の人が今本当に大変だっていうのは分かる。大変を超えないといけないし、こういう事に対してはドンドン声をあげていかないと、本当にちゃんと警察が入らないとダメだと僕は思ってますね。

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