12月8日放送TBSラジオ「JUNKおぎやはぎのメガネびいき」より。
おぎやはぎが『M-1グランプリ2016』を振り返り、M-1は競技漫才の漫才をしてると指摘。だからカミナリは決勝に残れなかったと語った。さらにフリーで毎回賞レースに勝ち残るさらば青春の光を絶賛。顔は生理的に受け付けないのに笑ってしまう事を明かした。
矢作兼:
やっぱ毎回言ってるけど、『M-1』っていうのは競技漫才ですから、普通の漫才じゃなく競技なんです。
小木博明:
競技用のネタだもんね。完全にあれは。
矢作兼:
そうそう。もちろん競技用のネタだけじゃ勝てないよ。面白かったよ。銀シャリも和牛もスーパーマラドーナもね。でもやっぱ競技だから。そうするとカミナリはね。競技漫才だとダメだね。
小木博明:
そうだね。
矢作兼:
ただ超面白いからな。
小木博明:
面白いよ。笑ったよ。
矢作兼:
もう1本観たかったもん。どうにか3位に食い込んで、優勝しなくていいよ。もう1本観たかっただけ。
小木博明:
ははは
矢作兼:
あと、あいつらも。
小木博明:
さらばでしょ。
矢作兼:
さらばも。
小木博明:
さらばも観たかったよ。
矢作兼:
さらば青春の光ってスゲーなって思うのはさ。色々問題があったじゃん。
小木博明:
あった、あった。うちは特にね。人力舎との間で。
矢作兼:
そう。ちょっと芸人に嫌われてる的な匂いがあるじゃん。
小木博明:
あるある。
矢作兼:
なのにあんな面白いって凄くない?
小木博明:
そうなんだよなぁ。
矢作兼:
俺、笑っちゃうもん。
小木博明:
顔もひどいじゃない。言ったら。
矢作兼:
そう。あいつの…森田?森田の顔なんかスゲー嫌いだもん。
鈴木工務店(放送作家):
はははは
小木博明:
生理的に受け付けない顔だよね。
矢作兼:
そう!生理的に受け付けない顔なの!
小木博明:
なのに素直に笑っちゃうっていうのは凄い事なんだよね。あのハンデを…
矢作兼:
あのハンデを乗り越えて俺を笑わすんだぜ。
鈴木工務店:
ふふふ
小木博明:
そうだよ。で、ああいう大会にも大体決勝残ってるじゃん。色んな大会に。フリーだよ。あの人達。
矢作兼:
そうなの!
小木博明:
フリーであれに残るって、やっぱ力でねじ伏せてんだよね。
矢作兼:
ねじ伏せてる。そもそも顔が嫌いでさ、「嫌だな」って思う人間の事を笑わないわけじゃん。
小木博明:
普通はね。笑わない。
矢作兼:
その人を笑わせるんだから、もしかしたらさらば青春の光が一番面白いのかもしれない。
小木博明:
ふふふ いや、そうじゃない?(笑)そうだと思うよ。それで笑っちゃうんだから。凄い事だよ。
矢作兼:
ホント、凄い。だからさらばは…あのさらばはコントって感じだもんね。漫才してるけど。
小木博明:
そうね。
矢作兼:
だから優勝って感じじゃないんだろうけど、優勝はこの銀シャリでいいと思うよ。