12月6日放送TBSラジオ「JUNK爆笑問題カーボーイ」より。
『M-1グランプリ2016』敗者復活から決勝進出した和牛を爆笑問題が絶賛。太田光はツッコミの冷静さを、田中裕二はボケの高度なテクニックを褒め称えた。
太田光：
俺、感心したのは和牛ってやつのツッコミの方が、敗者復活から来るでしょ。俺だったらテンション上がっちゃってるから、あの冷静なツッコミを絶対保てないだろうなって思った。自分がやる立場として見るじゃないですか。そしたらウワーって来て、「敗者復活だ！」って来て「よし！いくぞ」って来るわけでしょ。
田中裕二：
うんうん。
太田光：
ああなっちゃうと俺なんか特にそうだけど、出ていった瞬間客席飛び込んだりして（笑）ネタが崩れるじゃない。絶対そうじゃん。
田中裕二：
絶対そうですよ！
太田光：
アレをあの冷静ないいツッコミじゃない？凄く。アレを保てるのは並大抵の事じゃないですよ。
田中裕二：
声は通るし、滑舌いいし。ツッコミの子も上手いし、ボケの子もあの決勝でやった時のネタの…
太田光：
あの落ち着きぶりね。どんなネタだっけ？
田中裕二：
お祭りに花火大会に…いきなり彼女役やらされて、二人で花火大会に行く。縁日みたいなとこに行ったりする中で、カエルに話しかけるネタがあったの覚えてる？（笑）「カエルだ！」って言って、カエルに「俺の彼女だ」って自慢をする。
太田光：
あははははは
田中裕二：
そのネタの高度な事って言ったらないよ！あの面白いのって、凄く感心したもん俺。
太田光：
急にシュールになるんだもんね。
田中裕二：
そう！それで最初はいいのよ。「彼女いいだろ？キレイだろ？」ってカエルに話しかける。
太田光：
まぁありえるよね。
田中裕二：
それを執拗に本気で始めて、「いやいや、お前何カエルに本気でやってんだ」っていうネタなんだけど、もうそれがね…ボケのセンスっていうか、高度な。あんなのって思いついても上手くネタとして消化できないと思うんだよ。
太田光：
俺はできるよ（一同笑）
田中裕二：
少なくとも俺が無理だったりするわけですよ（笑）
太田光：
お前無理だろうな。俺はできるけど。
田中裕二：
出来る人もいるけど稀だっていう話（笑）
太田光：
何を？この野郎。
田中裕二：
うっせーな（笑）ライバル視はいいから。いや本当にあのネタ。特にあそこの部分は感心したね。だから演技力もなきゃいけないし、間とかも完璧にあっていないと笑いに持っていくのは難しいと思うのよ。
太田光：
俺ならできる。
田中裕二：
まぁ、まぁね（笑）
太田光：
俺ホント自信ある。
田中裕二：
太田さんならできるけど（笑）
太田光：
今度カエルネタやろう。
田中裕二：
もうダメ！（笑）