伊集院光、『Amazon Dash Button』の便利さと問題点を指摘…「俺らは『パン買ってきて。ダッシュ!』の感じなんです(笑)」

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伊集院光、『Amazon Dash Button』の便利さと問題点を指摘…「俺らは『パン買ってきて。ダッシュ!』の感じなんです(笑)」ラジオ芸人の小ネタトーク12月6日放送TBSラジオ『伊集院光とらじおと』より。

ボタンを押すだけでアマゾンに注文できる端末『Amazon Dash Button』発売のニュースを受け伊集院光が、その便利さに比べ配送の大変さ等のバランスが取れてない事やアマゾンが日本に法人税を収めていない問題点を指摘。更に『ダッシュボタン』の名称がパシリを連想させると語った。

 

伊集院光:
アマゾンのダッシュボタンなんですけど、本当に小さいガムくらいの大きさの機械です。これ単純で、例えば洗剤の名前が書いてあります。横にボタンがあります。これを洗濯機の横に貼っておきましょう。天然水のボタンがあります。これを冷蔵庫の横に貼っておきましょう。で、洗剤切れたなと思ったらボタン押してください。押すと予め登録はいるんですけど、即座にアマゾンに注文が入って、アマゾンから速攻で物が届くっていう。

内山研二:
うーん。

伊集院光:
洗剤一箱届くんだと思うんですけど、送料も元々会員登録をしていれば、有料会員登録をしていればその都度の送料は発生しないっていう形なんですけど。

上田まりえ:
はい。

伊集院光:
これね、 まぁ俺らは「そこまで便利にする必要ある?」っていう反面、自分のおじいちゃんやおばあちゃんが独り暮らししてますよ、二人で暮らしてますよっていう時に、重い水を運ばなくて良くて、細かい設定は予め俺がしてやりゃいいんだって事になれば、ボタンを押して来てくれるのは便利。

内山研二:
はい。

伊集院光:
便利なんだけど、なんつーのかな…色んな事のバランスが取れてない。

上田まりえ:
うーん。

伊集院光:
例えばね、簡単な事で言うと、今配送を担当してる人達は、アマゾンの荷物・ネットショッピングの荷物が増える事で相当悲鳴を上げてるっていう事がひとつ。

上田まりえ:
そうですよね。

伊集院光:
あともっと言うと、当然これは小売業に対しては凄いライバルだから、潰れちゃうお店も出てくるし、きつくなるお店もいっぱい出てくるというそういう問題。

内山研二:
そうですね。

伊集院光:
更にはアマゾン自体が法人税を日本で納めるようなシステムになってないから、「これどうなのよ?」っていう…そこ全部クリアした上では…ねぇ…

内山研二:
そうね。

伊集院光:
まぁしょうがない。そういうものが求められるんだから出来てくるんだけど、そこ早くしてくれと思うんですね。

上田まりえ:
はい。

伊集院光:
で、ボタンの名前も僕のイメージで『ダッシュボタン』って、俺らは「パン買ってきて。ダッシュ!」の感じなんです(笑)

上田まりえ:
ははははは パシリみたいな(笑)

伊集院光:
「飲み物ないじゃん!ダッシュ!ダッシュ!」…僕が野球部で経験したあのイメージなんだけど、あのボタンになる事で「一個持ってくるのは大変だな」っていう意識は無くなると思う。

上田まりえ:
そうですねぇ。

内山研二:
やっぱりそうなのかな。

伊集院光:
それが注文が増えるっていう事なんだろうけど、何かそういう細かい歪みが出て来るでしょうね。

内山研二:
そうねぇ。

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