伊集院光、『欅坂46』のナチス軍服酷似問題に言及…「キチンと色んな事考えないといけない」

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伊集院光、『欅坂46』のナチス軍服酷似問題に言及…「キチンと色んな事考えないといけない」ラジオ芸人の小ネタトーク11月2日放送TBSラジオ『伊集院光とらじおと』より。

『欅坂46』がコンサートの中で着た衣装がナチス・ドイツの制服に似ていると問題になっている話題を受け、伊集院光が、知識の無さやパロディになる事で感覚が麻痺する事の怖さを指摘した。

 

伊集院光:
欅坂46のコンサートで着た衣装がナチス・ドイツの軍服に似てると。これを当然不愉快に思う人がいますよって事で今回謝罪って事なんですけど。僕の中でもそうですけど、それに対しての知識とか感覚がとても少ないから、僕らが観てきた漫画のキャラクターの中にも、悪者として描かれてるものが多いんだけど、やっぱりそういった制服を多分見る人が見れば「これはナチス・ドイツのものをある程度踏襲してるものなんだな」って結構出て来てて、ちょっと鈍感は鈍感なんだなっていうね。

内山研二:
これね、ナチス・ドイツでちょっと思い出した事があって、今年の最初にドイツの裁判所が元ナチス・ドイツの親衛隊の男に対して有罪判決・禁錮五年。これアウシュビッツで看守をしてたと。大量虐殺に関わってたと言う事で禁錮五年を言い渡します。年齢94です。

伊集院光:
うーん。

内山研二:
許さないんです。ナチス・ドイツの大罪、大きな罪に対しては必ず法の裁きを与えるというのが今も続いてます。それぐらいナチス・ドイツというのは大きな罪を犯してきたんだっていう風に世界は見てる中で、たとえ似てるからと言ってもこの格好というのはどういう風に受け止められるかっていうのは…

伊集院光:
まぁ、謝罪をして「もうこういう格好はしませんよ」っていう風になったんですけど。本当に自分も気をつけなければいけないのは、色んな事に知識が無いから、例えばそれをパロディにして使われたもので、最初悪いものだとして描いていたにも関わらず、それがさらにパロディになった時に悪くないファッションになってたりとか、それをずっと経ていくうちに、自分の中で普通に使っていいみたいになっちゃう事ってあると思う。キチンと色んな事考えないといけないですね。

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