７月１６日放送ニッポン放送「オードリーのオールナイトニッポン」より。
最近、仕事で「二人で飲みに行くんですか？」と訊かれたオードリー。若林も春日も「行くわけない」と完全否定。更に、楽屋でもここ数年喋ってない事を明かした。その上で、漫才の稽古をするのが地獄だと語った。
若林正恭：
最近、昔みたいな事を訊かれる仕事があるなと思ったのが、コンビの仕事があってね。２個ね。
春日俊彰：
うん。
若林正恭：
改めて、あれ不思議な質問だよなぁ…普通に訊かれるよなぁ。
春日俊彰：
なんて？
若林正恭：
「二人で飲みに行ったりするんですか？」って。マジ行くわけないじゃん。
春日俊彰：
びっくりするよね。
若林正恭：
マジでさ、本当に訊いてんのかな？
春日俊彰：
本当に訊いてんじゃない？
若林正恭：
俺ね。それ考えたの。「二人で飲みに行くんですか？」って訊かれて、「いや、行くわけ無いじゃないですか」って答えるけど、「あ、行きますよ」って言ったら言ったで「えーっ！？」って驚くよね。絶対。
春日俊彰：
どうなんだろうね。どっちを想定して質問しているかがよく分からないよね。大体質問される時にさ、「行くわけ無いじゃないですか」って言ったら、「やっぱそうですよね」ってあんまりならないじゃん。「あ、そうですか」くらい。
若林正恭：
ヒロシ（AD）さ、俺と春日が二人きりで飲みに行くと思う？思わないよね。そうだよね。じゃ、どこからのラインなんだろ？なんか「行くわけ無いじゃないですか」って言うのも変だし。
春日俊彰：
うん。
若林正恭：
まだそれはいいんだけど、「楽屋で二人で喋るんですか？」って訊かれるんだけど、マジで…ここ６、７年喋った事無いよね。
春日俊彰：
まぁ、そうだね。
若林正恭：
漫才のネタ番組の時、地獄なのよ…これ、ストレスとの戦い。
春日俊彰：
うん。
若林正恭：
まず俺が事務所のデスクに電話して、稽古場を予約しなきゃいけないのよ。たまにあるのよ。ヘイ！拓ちゃんが稽古しなきゃいけないから空いてないってのが（放送作家笑）
春日俊彰：
ふふふふ
若林正恭：
空くの待ってて、春日じゃなくて俺が予約するんですよ。春日に直接ダメ出しも出来ないし、演出も出来なくなっちゃってんの。漫才の。
春日俊彰：
うん。
若林正恭：
あと、稽古しないもんね。稽古しないの。
春日俊彰：
そうだね。
若林正恭：
だからサトミツ（佐藤満春）に春日へのダメ出しを言うみたいな。「サトミツ、ここちょっと間を開けた方がいいよな。春日のこのセリフ」って言ったら、「そうね。ちょっと開けた方がいいね、ここは」みたいな事を春日が聞いてる事を願って、サトミツに言ってんのよ、俺（放送作家笑）
春日俊彰：
うん。
若林正恭：
そんな状況なのに、サトミツが仕事で遅れると。でも俺達は俺達で２時間しか稽古する時間無いみたいな。
春日俊彰：
うんうん。
若林正恭：
でもサトミツが到着しないと、このプライドがあるわけですよ。先に「稽古しようか」って言いたくないという。
春日俊彰：
はははは
若林正恭：
俺の器、ちょっとちっちゃいんだけど、聞いてもらっていい？どういう事か。心の中が。
春日俊彰：
うん。そうね。
若林正恭：
俺の方がお前より漫才上手いのに、なんで俺の方が「稽古する」って先に言わなきゃいけないんだ！っていう…
春日俊彰：
はははは それはさぁ…何なの？それは（笑）
若林正恭：
はははは 絶対に俺の方が上手い！
春日俊彰：
はははは
若林正恭：
いや、分かってんだよ。比べられないって。役割が違うから、どっちが上手いって。持ちつ持たれつって大人だから完全に分かってんだけど、その時は思っちゃうの。「俺の方が上手いのに！」って。
春日俊彰：
はははははは