６月６日放送「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。
伊集院光がNHKの『クローズアップ現代+』に出演した際、実際のスタジオにはないはずのオブジェがCGでモニターに映っていたという。それに何の意味があるのか分からずに気持ち悪い感じで終わった事を明かした。
伊集院光：
先週、NHKの『クローズアップ現代』って番組に出してもらって、凄い真面目な番組でキ●タマのキの字も言えないような番組で（笑）「バーチャルリアリティーの未来はそこまで来てますよ」みたいな特集で、専門家の人とVR大好きな俺と、あとNHKの女性のアナウンサーさんが司会してますみたいな。
スタジオの中央にシャレたテーブルがあって、そこ座ってて、後ろに赤いL字型のオブジェみたいなのが置いてあって、実際のスタジオの上のところには照明機器があるんだけど、そこには合成でテロップが出るみたいな…強調したい事とかのテロップがGCで上に重なるみたいなスタジオだったんだけど。
１時間番組だっけ？「さよなら」みたいな感じで終わって、NHKらしい番組最後の引きの画になって、右下に『NHK』と『終』みたいなの出るじゃん。
その画面になって気付いたんだけど、スタジオが斜め上から見下ろしたような画になって終わり。よくあるパターンじゃん。確かに俺がいるスタジオだし、俺がしゃべってるスタジオなんだけど、モニターに写ってるその画に、奥にL字型の赤いオブジェがあって、 手前にもあるんだよね。
左手奥と右手手前に、そのL字型のオブジェがあって、右手手前のL字型のオブジェがちょっと俺に引っかかるぐらいの位置関係なんだけど、そのオブジェだけがGCなんだよね。それがスタジオで喋ってる途中も何度が抜かれてて、オブジェ越しに俺はいるんだけど、全然違和感無いくらいの…何故？何故そこだけCGなのかが全然分かんない（笑）
だってまったく同じオブジェの奥のやつは本物だから。何なの？（笑）間違い探しなの？（構成作家笑）だとしたらいくつか間違いがある。下手したらあのアナウンサーもCG？…いたよ！いたけど、モニターで見てる限りは女子アナだけど、実はスゲーでっぷりと太ったダブルの背広のすだれハゲのアナウンサーみたいなのじゃなかったから（笑）
最後はもうキツネにつままれたような、「お疲れさまでした！」って慌ただしい感じで終わってるから「何故？」とか訊けないような…「えっ！？えっ！？」って感じ。俺の中では自分の撮った集合写真の一部だけ意味なくCGだって事に何も触れない、気付きもしないでいるの怖くない？
俺だけ気持ち悪い感じでその『クローズアップ現代』終わっていくという…意味が全然分からなくて、あのCGを入れたら何を隠せるのかも。その場所に何か映っちゃいけないもの？何かNHKの会長の息子でずっと裸で立ってるやつがいるのか（構成作家笑）「お父さん、僕裸でクローズアップ現代の横に立ちたいんだけども、お父さんの力で何とかならないかなぁ」…「なるよ」なんつって（笑）
それもいなかったから、無いと思うんですけど、何であれがあるのかっていう。俺、今後NHK出る時にスゲー疑うようになるね。「何かこの一部だけCGなんじゃねーのか」みたいな感じになるよね。有働アナの脇汗だけはCGで全部足してるとか（構成作家爆笑）