５月２３日放送「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。
大相撲五月場所で白鵬が全勝優勝し、その取り口に品格が感じられないという事が取り沙汰されている事を受け、伊集院光が、元々強い横綱が荒っぽい手を使ったら他が勝てるわけがないと指摘。格下の力士も掟破りの手を使うべきだと語った。
伊集院光：
優勝した横綱白鵬、それこそ大沢悠里さんとかオールドで、スゲーお相撲好きな人と話すと「やっぱ白鵬けしからん」みたいな話になるの。「横綱ってのはああいうんじゃダメだよ」って、張ったりとか、肘当てたりとか、立ち合いで変化したりとか、横綱はダメだと。どんなに強くてもそれは許されないと。
正面から相手力士を受け止めて、相手力士が120％の力を出してるのを、その上をいく能力で倒してこその横綱だからと猛烈に言われるわけ。
俺自体は相撲そんなに観ないし、そこまでこだわりがあるわけじゃないから、そんなに怒る事なのかなって思わなくもないんだけど、一つだけ思うのは、白鵬強いじゃん、メチャメチャ強いじゃん。昨日の試合（千秋楽・鶴竜戦）とか観ても、あそこからうっちゃれるんなら、もうあんたの勝ちだよっていうくらい強いじゃん。基本的に。
その人が横綱らしくないって事もやっちゃって良かったら、スゲー勝つじゃん。絶対。「関係ねーよ、俺強いし」って感じで戦ったら、そら強いじゃん。
だとすると横綱にやっちゃいけない事って、横綱にいきなり猫だましとか、格下の前頭何枚目みたいな人とかが、横綱にいきなり猫だまししたりとか、いきなり横綱の顔をバーンって張ったりするのはダメなの？多分ダメだと思う。相撲の相撲道から言うと、恐らくダメだと思うんですけど、もういいよね！だって向こうもいいんだから。
向こうも相撲道じゃねぇ、ルール上の勝つんだからってなったら、こっちもやっていいって事だよね。もう横綱に失礼とか関係なく、超臭いまわしを（構成作家笑）猛烈に臭いまわしをやってこようが、あと横綱のトゥーシューズに画びょうを入れようが（構成作家笑）、もう横綱がトゥーシューズを履いてる前提が分かんない（笑）ルールでもアウトだろ（笑）
ちょっと思ったのは、白鵬さんが「横綱はそれやっちゃいけなんだよね」、「ルール上はダメとは書いてないけど、品格的にやっちゃダメなんだよね」を解き放っちゃってんのに、こっちが、ルール上は書いてないけど、横綱っていうある意味神様とやるわけだから、「そういう時はこういうのはダメなんだよね」みたいなのを出さないともう勝てないじゃん。
でも結果、僕自体は割と、お相撲観てて「スゲー強い」とか「誰が勝つかな」よりも「この力士、恐ろしく乳首がキレイ」みたいな事ばっかり観てますし（構成作家笑）あと、「今日も高須クリニック来てるな」みたいな事ばっかり観てますからあんまり関係ないんですけど（笑）