爆笑問題の演芸大賞にクレームを付けた上方落語家…「落語家なのにシャレの分かんない奴が一人いた」

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爆笑問題の演芸大賞にクレームを付けた上方落語家…「落語家なのにシャレの分かんない奴が一人いた」ラジオ芸人の小ネタトーク5月3日放送「JUNK爆笑問題カーボーイ」より。

笑点の新司会者を狙う太田光。落語家との絡みの話題から、NHK新人演芸大賞を獲得した時のエピソードに。爆笑問題の大賞獲得にクレームを付けた上方落語家の話を語った。

 

田中裕二:
いやぁ、太田さん(笑点の司会)やったら面白けどね。ただ、そのたい平とか昇太さんとかさ…

太田光:
たい平なんてのは、だって俺のNHKの新人演芸大賞を獲った時の漫才、俺らが大賞を獲った時の優秀賞だからね。

田中裕二:
だからどうしたってんだよ(笑)

太田光:
おい、たい平!お前優秀賞だからな。俺のが上なんだよ。

田中裕二:
いやいや、最低だよ、最悪だよ。

太田光:
落語協会、ふざけんな、バカ野郎。…それまでは落語しか獲らせないって決まりが暗黙にあったんだから。それを俺らが獲ったんだから、その時点で次の年から落語協会からクレーム入って、『落語部門』『演芸部門』で分かれたんだから。

田中裕二:
ははははは

太田光:
ね。そういう卑怯な奴らなんだから。

田中裕二:
もう最悪だよ(笑)

太田光:
最悪?何が最悪なんだ。

田中裕二:
ただの落語協会批判で(笑)

太田光:
落語協会だってシャレの分かる人達ですよ、そりゃ。落語家ですから。ただシャレの分かんない奴が一人いた。あん時。新人大賞の時、上方で俺らと一緒にエントリーした奴で、俺らが優勝して、優勝のパーティみたいなのでね。

田中裕二:
はいはい。打ち上げね。

太田光:
イイノホールのどっかでやったんですよ。そん時に色々、山藤さん(山藤章二)ですとか、小松政夫さんがひと言だけでしたね。山藤さんとか色々長々と褒めてくださってうれしかったですね。「最後に審査委員長・小松政夫さんからひと言」…「あんたはえらい!」

田中裕二:
ふふふふ

太田光:
その授賞式の時に、上方の…あいつは何だろうな、もう忘れちゃいましたけどね。名前すら。

田中裕二:
憶えてないね。顔もあんまり憶えててないな。

太田光:
「ちょっとすいません」って文句言ってきてね。俺らが優勝したことでクレーム。

田中裕二:
うん。

太田光:
「落語と色物違うんですよ」って上方の奴が…大阪の奴ってのはロクでもない…

田中裕二:
いやいや、違うから。みんながじゃないでしょ。その人だけだった。

太田光:
で、「とにかく落語は15分じゃ足らんのですよ」みたいな事言って、元々、落語15分、俺ら7分ぐらいなんだよ。落語のほうが全然有利なんだよ。「やっぱりね、漫才とかはそれはそれで適当にやればいいけど、落語は古典ですから、15分じゃ足りないんですよ」

田中裕二:
とか言ってな。

太田光:
「しかも、司会の人がはけてくれないと、漫才の人は司会が横にいてもいいけど、落語は世界に入れないんですよ。客が」

田中裕二:
それは俺も聞いた。憶えてる。

太田光:
「それは考えてもらわないと困りますな」みたいな事を…そいつ優秀賞すら獲ってないんだよ。

田中裕二:
全然、ダメだったんだよな(笑)

太田光:
何だこいつは!ふざけんなよって思ってさ、俺ら、BOOMERとかと一緒にやっててさ、よくよく考えてみたら、あとで伊勢に「あの人さ、ピーちゃん(太田)がさ、楽屋で俺らと座ってたじゃん」って言って、そん時、俺床に灰皿おいてタバコを吸いながら壁によっかかってたんだよ。

田中裕二:
うん。

太田光:
そのよっかかってる壁に、俺がよっかかってるのがそいつの着物だったんだよ(一同爆笑 )「ちょっとすんません」とか言って、「あっ」って見たら、そいつの着物がエモンかけにかけてあって、それに俺よっかかってタバコ吸ってた。

田中裕二:
最悪だよね。

太田光:
そいで、「あーごめんなさい、ごめんなさい」って「なんだよ、こんなとこにかけておくんじゃねーよな」って言ったそいつなんだよね。

田中裕二:
はははははは

太田光:
だから、完璧に俺が悪いんだよ。

田中裕二:
お前が悪いよ。

太田光:
それで頭きたと思うよ。俺が優勝したから。

田中裕二:
頭来たろうね。もうイヤだったんだろうね。

太田光:
そういうもんですよ、落語は。

田中裕二:
いや、違うわ(笑)

太田光:
その笑点の、言ってみりゃね、司会の席に座るというこの私です。

田中裕二:
いや、座らないって(笑)

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