５月２日放送「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。
洗車場で自転車を洗う為に足立区の北千住まで行った伊集院。電動アシストのバッテリーが切れた為、駐輪場に停めて一旦帰ったという。その際、とんでもない目に合ったというエピソードトーク。
伊集院光：
土曜日に自転車に乗って下町をうろつこうっていうか、先週やろうとしてやれなかった“自転車を洗う”なんですけど、それをやるのにどうやら、ゴーストバスターズ的なブシャーっていう洗車機あるじゃないですか。お金を入れて、スプレーガンみたいなやつ持って…高圧洗浄機みたいなやつが設置されてるでっかい駐車場みたいなやつ。
昔はうちのそばにも何軒かあったんだけど、俺の記憶では５年くらい前まであったのが無くなってて、意地でもそれで洗いたいと思って探したら、足立区のど真ん中くらいまで行けばあるという事が分かって、じゃぁそれに行こうかなって。
その時に、実は電動アシスト付自転車のバッテリーがうちには3本くらいあるんだけど、そのすべてが中途半端な充電だったんだけどね。その中で一番容量がありそうなやつ。５目盛り中４目盛りあるやつを装着して行ったんだけど、家の前で4メートルくらい漕いだところで３目盛りくらいになるんだよね。
「なんだこいつ」と思いながら行ったんだけど、途中で目盛りがゼロになりまして、要は電動アシスト付自転車っていうのは、チビッ子の僕が足りない力で運転してるのをお父さんが後ろから応援してくれてるようなもんじゃん。
ドラマで良くあるパターンは、お父さんはもう離しちゃってるのに、プラシーボ効果で押してると思い込んで…そのプラシーボ効果なんだろうね。電池が切れたのに気付くまでは全然大丈夫。電池が切れてたんだと思った途端にペダルの重いこと（笑）
これは認めざるを得ないんですよ。すでにアシストをされてないと。それでもう諦めて、北千住…足立区の中ではかなり都会の、北千住の駅で駐輪場を探して、自転車は駐輪場に停めて、また今度取りにくればいい。もしくは、家で残りの充電したやつを持ってきて、また次の日乗ればいいって事で、北千住に停める事にした。
そしたら北千住、自転車がメチャクチャ多いんだろうね。駅のそば、結構な駐輪場があるんだけど、それを超えて自転車が多いみたいで、駅のそばのでっかい駐輪場は月極だけだと。地元の人がキチンと登録して乗るもんで、「一時預かりみたいな時間貸しはしてません」と。
一応スマホとかで調べると、有料のコインパークの自転車版はありますと。一件目、三井のリパークみたいなの見たら、確かに自転車置くところはあるんだけど、15台くらいしかなくて、いっぱいなわけ。最初の30分無料。6時間100円くらいでいっぱいなわけ。
ここダメじゃんって思って、第二駐車場みたいなとこいったら、そこもほぼいっぱいなわけ。第三もいっぱいなわけ。そしたら第四がちょうどおばあさんが出てきたから、「今だ！」ってそこに入って、第四に停めて家帰ってきた。
夕方の６時くらいに停めて、家帰って、ひと晩寝て、12時くらいに予備のバッテリーが満タンなってるから、これ持って行こうって、また北千住に来たわけ。
そして清算ボタンあるじゃん。何番のボタンっていう清算ボタン押したら3800円って出る。3800円？嘘だろと思って、番号を間違えたんだなと思って、もう一回『3』を押して清算したら、4000円になってる！4000円？今確認して押すまで、3800円が4000円って、これ完全にぶっ壊れてるわって思って。
下のところに「不審な事があったらサービスセンターに電話かけてください」ってあるから、冗談じゃないよと思って、電話かけて、「どこどこの駐車場ですか？」…「北千住の第何の駐車場って書いてありますけど」って。
遠隔で分かるみたい。「何番ですか？」…「３番ですけど」…「いつ頃からお停めになってるんですか？」…「夕方の６時くらいで」…「いくらになってますか？」…「4000円になったんですけど」って言ったら、「あ、1時間200円なんでそうなりますよね」
そこだけ“1時間200円”なの。手前は6時間100円なんだよ。それで看板みたら、「あ、書いてある…」って思った時のどこにも行き場のない何かで（構成作家笑）…ちょっと怒りは残ってんだけど（笑）「すいません！お騒がせしまして」みたいな切り方になって。
だって4000円なんて北千住から家までタクシーにぶっこんで、帰れたと思うんだけど、あんまり悔しいからネットでコイン駐輪場を調べるんだけど、そこ以外、みんな北千住でも6時間100円なのね。そこだけ1時間200円なのね。何なの？（笑）
でもさ、結構北千住って東京とはいえ足立区だから、車のコインパーキングにしても打ち止めラインみたいなのがあって、例えば「1時間400円だけど、1800円以上は上がりません」みたいになってんだよ。車は。なのにチャリだけは上限が…優雅な芸能人のお休みの話でございます（構成作家爆笑）