伊集院光、ジェネレーションギャップと知ったかぶりについて語る…「人をバカにしてるのに、ちょっと抜けてる奴の、あの感じ(笑)」

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伊集院光、ジェネレーションギャップと知ったかぶりについて語る…「人をバカにしてるのに、ちょっと抜けてる奴の、あの感じ(笑)」ラジオ芸人の小ネタトーク5月2日放送「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。

伊集院光がテレビ出演した際に、VTRのリアクションで鳥の十姉妹を例えで出したところ、ツイッター上で『おそ松さん』の十四松と勘違いする若い子がいたという。それに対して、更に勘違いして教えてやってる人がいた事を語った。

 

伊集院光:

『水曜日のダウンタウン』出してもらって、『もう会えないかと思ったらまた会えた』みたいな流れのVTRのリアクションで、「迷った十姉妹(じゅうしまつ)が、戻って来た」みたいな例え使ったら、そこにいた、たむけん君が、「十姉妹でっか。年代でまんな」みたいな話になって。そこで「あぁそうか。言われてみれば、最近十姉妹全然見ねえなぁ」って思って、

これ結構ジェネレーションギャップなんだなって覚悟はそこであって、オンエアされたら『おそ松さん』のファンの若い女の子が、「伊集院が今、十四松について話をしてる」と。ただ「例えが良く分かんない」と。要は「『おそ松さん』の十四松が迷子になるストーリーがあったの?」みたいな。正にジェネレーションギャップ炸裂。

このとき思ったのは、代々そういう事を繰り返していくわけで。僕は欽ちゃんファミリーに佐藤B作さんが入った時に、「佐藤B作って変な名前だな」って思ったけど、それが佐藤栄作首相のパロディとして成立してるのが分かんないから、後から佐藤栄作首相を知った時に、「わ、B作もいるのに栄作もいるんだ」みたいなトンチンカンな感じになるわけ。

だから長州小力を単独で見てから、力の方を見て、「マネしてる」みたいな事ってスゲーあるわけ。で、俺は兄貴に佐藤栄作を知らずにB作を知ってる件をスゲー笑われて、そういうもんなんだなぁって思ったわけ。

そん時に知り合いから「ネットでそんな感じになってるよ」って聞いて、「そうなの?」みたいな。色々見てたらさ、俺は別に知らないのはそういうもんで、しょうがないよ、年代的に。言われてみりゃ十姉妹全然見ないから。

その人のツイッターに対して、「伊集院は『おそ松さん』なんて知らないよ。伊集院の年代は『おそ松くん』だから、『くん』の話してるのに決まってんじゃん」みたいな、その…なんかさ、それが一番きつくない?(笑)

それでいて、「十姉妹って鳥なんだよ」っていう人の中に、「これだよ!」って言って貼ってるのが、文鳥の写真の人がいるのね(笑)

なんだろうね。その感じ。全然知らない事を、知ってるのは俺と同じ年代だったら知ってるだろうし、あと十姉妹って響きに興味持って、調べて知ってる人はいるんだろうけど、その途中のさ、「お前は本当にバカだな」ってバカにしてるのに、ちょっと抜けてる奴の、なんつーのかね。あの感じ(笑)

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