伊集院光、函館の赤ちょうちんの魔空間を語る…「羽柴秀吉を下品にしたおじさんが異常にほめてきた」

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伊集院光、函館の赤ちょうちんの魔空間を語る…「羽柴秀吉を下品にしたおじさんが異常にほめてきた」ラジオ芸人の小ネタトーク4月18日放送「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。

北海道新幹線に乗って函館を訪れた伊集院光。列車連結のトラブルで一泊する事になり、そこで入った赤ちょうちんでのカオスな魔空間の体験を語った。

 

伊集院光:

中に入ったら音の質の悪い有線が流れてるのね。その歌が「北の~酒場通りには~♪」が流れてて、何?この安っすいラジオドラマみたいな感じ(笑)

カウンター席みたいなとこに案内されて、座ってたら横に、一件目でいい感じになってここに来たんだろうなっていう60くらいのおっさん…これが羽柴秀吉っていたじゃん。よく都知事選とかに出ててくるおじさんいたじゃん。あの人をちょっと下品にした感じの(笑)羽柴秀吉さんをちょっと下品にしてえげつなくした感じのおじさん(笑)

そのおじさんが、3、4歳下のおばさんと入って来て、いい感じなんだよ。そしたら『北酒場』が終わって流れてきたのが『男と女のラブゲーム』っていう(構成作家爆笑)何?この空間(笑)俺、魔空間に完全に取り込まれたって感じの。

塩辛つけて食いながら「嘘の北海道に完全入ったわ」みたいな。平成28年でっていう(笑)ヘタすりゃこれCGなんじゃないかなっていうおじさんの横で飯食ってて。

そしたら、隣にいた人も「伊集院光だ」って気付いてるし、カウンターの中にいる板さん達も「伊集院光だ」って気付いてるけど、いい人達で、あんまりワーワーならないでいてくれるわけ。俺疲れも出ちゃって、ちょっとボロ雑巾みたいな顔してたと思うの。魔空間に取り込まれて(笑)

したら、このおじさんが「お前、伊集院に似てる」って言いだすわけ。凄い勢いで。ちょっと苦笑いしながら「ま、似てるって言われるんですよ空気」みたいなのをしてたら、この人の方向性が全然おかしくて、途中から「そらそうだよな。お前は伊集院じゃないのか。似てるけど違うんだよな。お前は伊集院じゃないのか。似てるって言われるだろ」みたいな事を俺が頷くとも頷かないとも…苦笑いの愛想笑いみたいな顔してたら、結果「伊集院じゃない」って事になったらしいの。向こう的に。

「そらそうだ。伊集院だったらもっと愛想がいいはずだ」って始まるわけ。それ以降、この人が伊集院光のほめ方が尋常じゃないのよ。

自分で言うのもおこがましいくらい、「NHK教育でこんな番組やってて、あの時の彼は凄いいいコメントをする」みたいな話をするのね。「引き換え、お前は気が利かない」みたいな話を延々としてんだけど、なんつーの…褒められてるといえば、褒められてるよなぁみたいな(構成作家笑)

だから俺の中で、今言ったような、セット見て「何なのこれ?」っていう。次々と都はるみの『北の宿』とかかかってるから。次この順番だと松山千春かかるよねっていう、俺が頭で思うやいなや、「大空と~♪」と読まれているっていう中で、延々とこのおじさんが…「お前は似てるだけの太った奴で」っていう。「Qさまのクイズ番組でも彼は頭がいい」みたいな。

これ俺が言ってんじゃないのよ。羽柴秀吉を下品にしたみたいなおじさんが言ってるのよ。その人が隣にいるおばちゃんを口説きながら、太ももを触ってはつねられてるんだよ(笑)

その魔空間の中で延々と「お前、伊集院に比べてダメだ」と言われててみ。俺もう伊集院じゃねーんじゃないかなって思うよね(笑)飲んでるし。すげー疲れ切ってる時に自己が崩壊し始めてるから、となると「おじさん、僕は誰でしょう?」って感じになる(笑)

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