村本大輔、弟子入り希望者を一喝…「ちゃんとネタを作ってから俺と勝負しろ」

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村本大輔、弟子入り希望者を一喝…「ちゃんとネタを作ってから俺と勝負しろ」ラジオ芸人の小ネタトーク3月21日放送「ウーマンラッシュアワー村本大輔のオールナイトニッポン」より。

先週の番組終了後に、局前で出待ちして「弟子にしてください」と懇願する若者がいたという。村本大輔が「ちゃんとネタを作ってからこい」と一喝すると、「全員に言われます」という返事。出てくる芸人全員に弟子入りを頼む人間だったと明かした。

 

村本大輔:

このラジオやってて、ホンマに良かったなって思うのは…良かったなっていうか「とうとう俺もそうなったか」ってこの間思いまして、(ニッポン放送から)出たら弟子付きだしたでしょ(笑)

先週、降りたら、男が。二十歳ぐらいの男か、アレ。外で待ってて、ひとりで待ってて、僕ばバッて外出たら「村本さ~ん!」言うて「弟子にしてくださ~い!!」(笑)

ひとりで来てて、「えっ?」と思って、「な、なんや、キミは」…「で、電話番号教えてください!」って。「一回ご飯に連れて行ってください!」って言うんですよ。

マネージャーがその時に「いやいや、これからちょっと帰りますんで」って止めに入ったんですけど、僕はその時、ちょっとグッと来たところがあってね。なんかこれ、たけしさんとかさんまさんのエピソードやんかと思って。弟子が付くなんて。

初ですよ、初弟子ですよ。まぁ弟子とは公認してないですよ。外で「村本さん、弟子にしてください!」言うて、男の子が。3時ですよ!3時。このラジオが終わって、駐車場で待ってて。

僕はそこでちょっとグッときたけども、ただ「ホンマにいいのか、君。ちゃんと劇場に出てネタやってるのか?」…「劇場には出てます!」

それはアカンと。僕の中の考えでは、現代の芸人さんは一番上の師匠から、一番下のNSC生までみんなライバルな訳ですよね。その中で、スタジオに出てトークする時は、その人よりも笑いとらなアカンと思ってやるわけやから、だから弟子に付くという発想は僕の中にはないわけですよ。

じゃなくてネタ作って、そのネタを鍛え上げて俺のとこに来いと。「そこで勝負しようぜ」という事ですね。そいつに言いたいのは。

だから「まずネタを作れ。ネタを作って勝負しろ」と。「弟子になりたい」みたいな事言うなと僕は言ったんですよ。軍団に入ろうっていう奴は、一生その軍団長を抜かす事なんて出来ないですから。一生売れないんですよ。

そしたらそいつが「ちょっと待ってくださよ!それみんなに言われます」って、みんなに言っとったんかい!お前って。全員に言うとるんですよ。そいつ、出待ちして。

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