3月17日放送「JUNKおぎやはぎのメガネびいき」より。
野球賭博問題から、ノックでの罰金や声出しの金銭受け渡し等の問題に発展した事を受けて、おぎやはぎが『グレーゾーン』について議論。小木は、「遊びでのグレーな部分は、マスコミもやっているから人を叩ける立場じゃない」と主張。矢作は「ジュースジャンケンでもけしからん」と怒る人間が本当にいるのか疑問だと語った。
矢作兼:
しかし、野球賭博のほら、大変だよね。野球賭博は本当にいけないんだけど。
小木博明:
そっからのやつが、俺あんまり知らないんだけど。
矢作兼:
ドンドン来てんのよ。「エラーしたらいくら」とか、みんなでやり合ってたとかの感じなんだけど、うちのプロデューサーのヒゲちゃんなんか、いつも俺たちが噛んだらいくらとか、全部集めて、罰金みたいなのやってるよ。捕まるんじゃないの?ヒゲちゃん。
小木博明:
アレか!ヒゲちゃんもダメなんじゃん、それがダメだって言ったら、そしたらみんなダメになっちゃうよ。
鈴木工務店(放送作家):
やってない、やってないよ。
矢作兼:
ははははは
小木博明:
すげー嘘ついたな、今(笑)まるっきりの嘘なのか。
矢作兼:
どうにか、うちのヒゲちゃんを、今週ついてなかったらしいのよ、色々と。
鈴木工務店:
色々、凹んでたんですね。
矢作兼:
凹んでたのよ。
小木博明:
あ、そうなの?それも何かあるんだ。色々あって。
矢作兼:
もう一回、上から怒られるような事言ってやろうと思ってんだけどさ。「あいつこそギャンブルやってるぞ」って(笑)
鈴木工務店:
ははははは
矢作兼:
「ラジオ賭博やってるぞ」って。
小木博明:
ラジオ賭博(笑)
鈴木工務店:
やってない。
小木博明:
やってないのね。そうなんだ。
矢作兼:
だけど本当に今回の野球の人達。プロ野球で色々やってるちょっとした遊びが、あれみんな職場とかでやってそうなやつじゃん。
小木博明:
まぁ、みんなやってんじゃないの?
矢作兼:
これは俺たちもうっかりラジオでさ…俺たちはやってないけど。
小木博明:
俺らぐらいだもんね、やってないの。
矢作兼:
本当にさ、当たり前すぎて分かんないけど、やってないよ(笑)ジュースジャンケンとかの話をしちゃったとするよね。「ちょっとジュース飲みたいから、ジュースジャンケンしようぜ」って。これ、ちょいグレー?ジュースジャンケンは。アウトとも言えない?
鈴木工務店:
ちょっとグレーかもしれないですね。
矢作兼:
この辺ちょっと分かんないじゃない。ラインが。
小木博明:
誰かが負けたらとかあるよね。
矢作兼:
例えば楽屋で…俺たちアレか。稽古場。芸人が大体5、6、7人くらいいると、夜中に稽古場でジャンケンして、「負けた奴がコンビニな」ってやってる人もいたけどね。俺たちはやってないけど(笑)
鈴木工務店:
フフフ
小木博明:
俺らはやってなかったけど(笑)よく話聞くじゃない。そういう噂を。
矢作兼:
「この前さぁ」なんて言って、もし話し始めちゃったりするよね。流れでそんな話して「アウト!」って言われたらどうする?
小木博明:
いやぁ(笑)でも、そういう事なんでしょ。今。世の中が。「それがアウト」みたいな。
矢作兼:
この前の野球賭博とかは本当にヤバいやつだよ。
小木博明:
賭博はダメよ。
矢作兼:
でも、そこからの流れで、全部きちゃってっから。
小木博明:
はぁ…
矢作兼:
でも「グレーゾーンなんてあっちゃいけないから、白か黒かはっきりしなきゃいけない」って考え方と「グレーってのは、まぁ…」みたいなのとどっちが良いんだろうね。
小木博明:
グレーは良くないよ。
矢作兼:
本当は良くないよ。はっきりしたほうがいいんだから。「これはやっていい、これはやっちゃダメ」って。でもグレーってちょっと出ちゃうじゃん。
小木博明:お
ちょっと出ちゃう。だってグレーなんだもん。これは今の罰金的なもの?そういうゲームみたいなのがあるんでしょ。それも結構叩かれてるの?
矢作兼:
報道では出ちゃってるね。
小木博明:
でも、マスコミの人達って、そういうの、みんなやってきた人達でしょうに。多分。
矢作兼:
ははははは
小木博明:
人を叩ける立場じゃないと思うけども。
矢作兼:
ここ難しいよなぁ。
小木博明:
だって、みんなやってんじゃないの?噂聞くよ。俺。噂ね。
矢作兼:
ははははは
小木博明:
いや、遊びよ。そういう。
矢作兼:
そうだよなぁ…遊びねぇ…
小木博明:
それで、「子供達の夢を損なう、プロ野球選手がそんな事してたら」みたいな言ってたけども、街頭インタビューでね、でもそれはちょっとなぁって思うんだよなぁ。
矢作兼:
金額の問題でもあるのかな。こういうのって。グレーな部分っていうのは。だって100円?ジュースよ。「ジュースを賭けて何かしました」って、謝ってたってするよ。誰かが。
小木博明:
うん。
矢作兼:
それって許せない奴いるの?(笑)国民で「けしからん!」って。
小木博明:
だから今、そういう事なんじゃないの?クレーマーとか。
矢作兼:
それを許さない奴が存在する場合なんだよな。
小木博明:
いるんだよ。多分。少数派で。そういう奴がすぐ言ってくるんだよ。
矢作兼:
敢えて、わざと言ってる奴は抜かしてよ。それは相手にしちゃいけないよ。わざと言う奴は。ちゃんとした本当の気持ちで「すいません、ジュースジャンケンしました。すいません」って記者会見した時に「けしからん!」っていう人、本当にいるのか?世の中に。
小木博明:
フフフフ うーん、「けしからん」ねぇ…でも色んな人がいるんだよ。本当に。こっちの常識だけじゃ計れないんだよ。
矢作兼:
そうだよなぁ。俺達が常識ってわけじゃないからなぁ。「俺達が思うには」だからなぁ。
小木博明:
そうなんだよ。難しいんだよ。これは。
矢作兼:
だからグレーか。
小木博明:
今もこういうのをマスコミの人達は「チャンスだ」と思って聴いてるからね。明日載せる為に。「どこまで言うか」っていう(笑)
矢作兼:
あー、なるほど。『おぎやはぎ、野球賭博擁護』って書かれちゃうのか(笑)
小木博明:
「言葉スベらせねーかな」ってなってるから気を付けないと。
矢作兼:
そうかぁ。全部ヒゲちゃんのせいにしようぜ。
鈴木工務店:
はははははは
小木博明:
『擁護』ではないからね、これは。