ナイツ塙が脅威を感じるハリウッドザコシショウの芸「塩・コショーだけ肉のような、シンプルで面白い芸が一番怖い」

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ナイツ塙が脅威を感じるハリウッドザコシショウの芸「塩・コショーだけ肉のような、シンプルで面白い芸が一番怖い」ラジオ芸人の小ネタトーク3月12日放送「ナイツのちゃきちゃき大放送」より。

『常連さんに聞いてみよう』のコーナーで、漫画家やくみつると『R-1ぐらんぷり』でハリウッドザコシショウが優勝した話題に。そこでナイツの塙が、ザコシショウの芸を塩・コショーだけのステーキと表現。時代がシンプルで面白い笑いを求めていたと分析。
更に、オリラジの『PERFECTHUMAN』は芸人として怖さを感じないが、ザコシショウのような芸が一番怖いと語った。

 

塙宣之:
『R-1ぐらんぷり』観ててね、ハリウッドザコシショウって昔からああいう感じだったじゃないですか。

土屋伸之:
はい。

塙宣之:
感覚としては、メチャクチャ腹が減ってた状態だったんじゃないかと思うんですよ。

土屋伸之:
腹が減ってた?

塙宣之:
とにかく「肉食いたい」っていう時に、塩・コショーだけの肉が一番美味いじゃんって状態だったんじゃないかと思うわけ。その日が。

出水麻衣:
へー

土屋伸之:
なるほど。

塙宣之:
ちょっと熟した、一番いいステーキが出てきて

土屋伸之:
脂が欲しかったのか。

塙宣之:
そんな時だったのかな。観てる人も。その…時代が。

土屋伸之:
確かにね。

塙宣之:
そういう事だと思うんだよね、お笑いって。料理と一緒で「今日はそれちょっといいな」とかあるじゃない。来年はまた芸人が勘違いして、ザコシショウみたいなネタをいっぱい持ってくると思うけど、来年は食えないよ。「もう脂っこいよ」って。

土屋伸之:
ははは 時代がね。

塙宣之:
「さっぱりしたほうがいいよ」っていう。だからバカリズムさんとかは、すごいさっぱりしていた料理だったんだけど、なんかそんなにお腹いっぱいにならなかったんじゃないかなと思うんですよ。その時。面白いんだけど。

土屋伸之:
その時にハマった人という事で、確かに凄かったですもんね。

出水麻衣:
勢いのあるモノマネをなさる方ですよね。

やくみつる:
脳みその活力で持っていっちゃうってところがね。特に賞獲りのああいう番組だと、一夜限りの爆発力っていうのにどうしてもなびいちゃう方向が。

土屋伸之:
そうですよね。

やくみつる:
だから、あのザコシショウの次に出た人が…

塙宣之:
おいでやす小田さん。

やくみつる:
完全に割食ってたもんね。コツコツネタを作ってた人がね。

塙宣之:
先日、オリラジの『PERFECTHUMAN』で世間が話題になって。

土屋伸之:
昨日、Mステに出ましたよね。

塙宣之:
要するに、『PERFECTHUMAN』のネタは面白いけど、音楽とかダンスだから、観てるほうとしては、僕からしたら、同じ芸人としたら正直怖くはないわけですよ。

土屋伸之:
うん。

塙宣之:
ああいう事やっちゃえば、凄いとは思うけど、面白いって事じゃないじゃないですか。勝負の場合は。怖さはないわけ。

出水麻衣:
ええ。

塙宣之:
だけど、一番芸人として、どんな後輩が怖いかというと、シンプルに味付けなくて面白いやつが一番怖いわけだから、ハリウッドザコシショウって今まで先輩たちが怖くて(笑)

土屋伸之:
恐れてたんじゃないかな(笑)

塙宣之:
一番怖いでしょ。シンプルに面白いわけだから。ただ塩・コショーだけで。ザコシショウを見ると『塩・コショウ』と読んじゃうんだけど。

出水麻衣:
あはははは

土屋伸之:
コシショウのところがね(笑)

塙宣之:
やっぱ面白いと思いました、僕は

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