12月21日放送「ウーマンラッシュアワー村本大輔のオールナイトニッポン」より。
フジテレビの『THE MANZAI』で、MCのナインティナインや次の出番の矢野・兵頭までも巻き込んだ漫才をしたウーマンラッシュアワー。村本は漫才ブームの頃のような予定調和じゃない漫才がしたかったとその理由を語った。
村本大輔:
この前のTHE MANZAIの僕、素晴らしかったですね。見ました?フジテレビの番組のスタッフさんに言ったわけですよ。「最近の劇場とかテレビとか見てても、僕は漫才コレクションはしたくない」と。「漫才を淡々と見せるのはしたくない」と。
結局、それを壊す・・・漫才ブームの時にね、紳助竜介さんが西川ヘレンさんの悪口言ったら、ソデからきよし師匠が出てきて紳助さんを舞台から落とすみたいなね。あれが生の漫才。それを僕はずっとやりたかった。テレビで。
だからカットされてましたけど、僕ら持ち時間4分なんですよね。僕ら9分やってるんですよ(放送作家笑)倍以上。
フジテレビのスタッフさんから聞いた事があって、当時やすし・きよしはウケるまで帰ってこなかったと。持ち時間が5分やったとしても、10分、15分バーっとやってソデにはけてきてスタッフさんに「適当につまんどいて」って。それが当時に芸人さんの・・・人間がやってるって感じじゃないですか。ネタロボットがやってるんじゃないんですよ。人間がやっているんですよ。
僕もそれがいいと思う。面白い。だから僕はああいう風に時間を9分、バーっとやってたけしさんが「俺たちの頃もウケるまでやってたからね。気持分かる」って言ってくれてたんですよ。そういう愛ね。それが面白くないですか?
岡村さんが「やめろ!とめろ!」とか言って、次の矢野・兵頭さんの兵頭さんがいじって、MCと次の出演者と相方と、色んな人と掛け合いが出来てるんですよ。漫才の。対・相方だけじゃないわけですよ。テレビカメラとも掛け合ってるし、何と掛け合ってもいいわけですよ。予定調和じゃないから面白くなるわけじゃないですか。
意外と年配の方々からツイッターで「当時の漫才ブームの頃のヒリヒリ感を思い出した」ってコメントが滅茶苦茶多いんですよ。「テレビの漫才が面白いと久々に感じた」みたいな。凄い言っていただけるんですよ。
それで言うとパラダイスですよ。あいつが何をしたんだという。結局あいつは・・・・最高の相方ですよ(放送作家笑)